削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
50行目:
台湾島には、'''フォルモサ''' (Formosa) という別称が存在し、欧米諸国を中心に今日も使用される場合がある。これは、「美しい」という意味の[[ポルトガル語]]が原義であり、[[16世紀]]半ばに初めて台湾沖を通航した[[ポルトガル]]船のオランダ人航海士が、その美しさに感動して「Ilha Formosa(美しい島)」と呼んだことに由来するといわれている。なお、フォルモサの[[中国語]]意訳である'''美麗(之)島'''や音訳である'''福爾摩沙'''を台湾の別称として用いることもある。
 
ちなみに、[[日本]]では'''高山国'''(こうざんこく)または'''高砂'''(たかさご)、'''高砂国'''(たかさごこく)と呼んだ。高山国や高砂などは「'''タカサグン'''」からの転訛という。これは、商船の出入した西南岸の「打狗」(現・高雄)がなまったものと思われる。正式の使節ではないが、[[タイオワン事件]]に関して、原住民が「高山国からの使節」として[[江戸幕府]]3代将軍[[徳川家光]]に拝謁したこともある。
 
== 地理 ==