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'''飛球'''(ひきゅう)とは、[[野球]]・[[ソフトボール]]・[[クリケット]]などにおいて、[[打者]]が空中高く打ち上げた打球のことである。英語では "''fly''" といい、日本語でもしばしば'''フライ'''と呼ばれる。打球がほぼ一直線に飛んだボールはフライと呼ばずに'''ライナー'''(英語でも "''liner''" )、ラインドライブ(line drive)と呼ぶことがある。打球の性質として呼び名が異なるが、飛球として、フライとの違いはない。また、実況ではフライとライナーの区別がその場で瞬時に付けにくい場合、ハーフライナーと呼ぶことがあるが、記録ではフライかライナーのどちらかに分類される
 
== 概説 ==
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===飛球が捕球された際の帰塁===
少年野球においては、走者一三塁のケースで一塁走者が二盗を試みても三塁走者のホームインを警戒して捕手が二塁送球を行わないことがある。これが高じると、投手がセットポジションに入るか入らないかの段階で一塁走者はスタートし、投手もそれは承知でそのまま投球動作に入り打者へ投球するということになる。そして投球が打者に到達する頃には一塁走者は二塁に達している。
 
ここで打者が飛球を打ち、これを野手が捕球した場合、走者は投手の投球当時の占有塁に戻らなければならない。現在日本では、「投球当時」とは投手が「投手板に位置したとき (on the rubber) 」という解釈が一般的となっている。すなわち、上記の(二塁へ達した)一塁走者の帰塁すべきところは一塁である。もし打者アウト後に当該走者が二塁上に留まっていると、一塁に送球(あるいは二塁塁上で触球)されればアウトとなる。