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{{Law}}
{{日本の犯罪
 
| 罪名 = 器物損壊罪
<div style="float: right; clear: right; margin: 0 0 1em 1em; width: 22em; text-align: right; font-size: 0.86em; line-height: normal;">
| 法律・条文 = 刑法261条
<div style="border: 1px solid #ccd2d9; background: #f0f6fa; text-align: left; padding: 0.5em 1em; text-align: center;">
| 保護法益 = 所有権その他の本権
<span style="font-size: large;">'''器物損壊罪'''</span>
| 主体 = 人
{| style="background: transparent; text-align: left; table-layout: auto; border-collapse: collapse; padding: 0; font-size: 100%;" cellspacing="0" cellpadding="0"
| 客体 = 物
|-
| 実行行為 = 損壊・傷害
! style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top; text-align: left; width: 4em;"|法律・条文
| 主観 = 故意犯
| style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top"|刑法261条
| 結果 = 結果犯、侵害犯
 
| 実行の着手 = -
|-
| 既遂時期 = 損壊・傷害があったとき
! style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top; text-align: left;"|保護法益
| 法定刑 = 3年以下の懲役又は30万円以下の罰金もしくは科料
| style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top"|損害対象の財産権
| 未遂・予備 = なし
 
|-}}
! style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top; text-align: left;"|主体
| style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top"|人
 
|-
! style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top; text-align: left;"|客体
| style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top"|物
 
|-
! style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top; text-align: left;"|実行行為
| style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top"|損壊・傷害
 
|-
! style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top; text-align: left;"|主観
| style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top"|故意犯
 
|-
! style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top; text-align: left;"|結果
| style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top"|必要([[即成犯]])
 
|-
! style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top; text-align: left;"|既遂時期
| style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top"|損壊・傷害
 
|-
! style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top; text-align: left;"|量刑
| style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top"|3年以下の懲役、30万円以下の罰金、科料
 
|-
! style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top; text-align: left;"|未遂・予備
| style="border-top: solid 1px #ccd2d9; padding: 0.4em 1em 0.4em 0; vertical-align: top"|[[親告罪]](246条)
|}
</div>
</div>
 
{{日本の刑法}}
 
'''器物損壊罪'''(きぶつそんかいざい)は、他人の所有物または所有動物を損壊、傷害する罪であことを内容とす犯罪。[[刑法]]261条で定められている。
 
== 条文 ==
 
== 保護法益 ==
損壊の対象となった物に対する財産権である。り、[[個人的法益]]に対する罪に分類される
 
([[境界損壊罪]]については[[個人的法益]]と同時に[[境界]]を公的に区分するという[[国家的法益]]の保護が要請されるので、そのため後述する[[親告罪]]か否かという点に差異が生ずる)。
[[境界損壊罪]]については[[個人的法益]]と同時に[[境界]]を公的に区分するという[[国家的法益]]の保護が要請されるので、そのため後述する[[親告罪]]か否かという点に差異が生ずる。
 
== 行為 ==
=== 行為の客体 ===
本罪は「他人の物」を客体とする。他人の土地や動物は本条の対象となる。ただし、ここでいう「物」には[[公文書|公用文書]]、[[私文書|私用文書]]、建造物は含まれない。別途、処罰規定([[文書等毀棄罪]]、[[建造物等損壊罪]])が存在するためである。また、境界標についても、境界を認識できないような結果を生じた場合には、境界損壊罪が成立するため本罪を構成しない。
 
**「自由に運動させる場」としての効用を害する、校庭に杭を打ち込んで保健体育の授業を妨害する行為(最決昭和35年12月27日刑集14巻14号2229頁)
 
なお、境界損壊罪においては、「損壊し、移動し、若しくは除去し、又はその他の方法により土地の境界を認識することができないようにする」ことが実行行為とされており、効用を害する一切の行為の内容が明示的に列挙してある
 
;傷害の意義
他人の[[動物]]を殺傷する行為である。損壊と同様に動物としての効用を害する行為、たとえば、他人の池の[[]]を流出させる行為も傷害といえる(大判明治44年2月27日刑録17輯197頁)。他人の鳥かごを開放して、飼育されている[[カナリヤ]]などを逃がしてしまう行為も同様に、(結果的に即死しなくても)傷害となる。
 
動物について。他人の動物を不法に殺傷する行為は一般に器物損壊罪に該当する。しかし、法的に動物は物であるとはいえ、その用語例への抵抗からか、動物の殺傷行為については、動物傷害罪と記載する文献もある。
 
[[動物の愛護及び管理に関する法律]]('''動物愛護法''')は、第27条第1項に、[[愛護動物]]([[ウシ|牛]]、[[ウマ|馬]]、[[ブタ|豚]]、[[ヒツジ|めん羊]]、[[ヤギ|やぎ]]、[[イヌ|犬]]、[[ネコ|ねこ]]、[[ウサギ|いえうさぎ]]、[[ニワトリ|鶏]]、[[ハト|いえばと]]及び[[アヒル|あひる]]、もしくは、その他の[[哺乳類]]、[[鳥類]]又は[[爬虫類]]で、人が[[占有]]している動物 同条第4項)をみだりに殺し、又は傷つけた者は、1年以下の[[懲役]]又は100万円以下の[[罰金]]に処する旨の[[罰則]]を規定している。
 
== 法定刑 ==
本罪の法定刑は、3年以下の[[懲役]]または30万円以下の[[罰金]]もしくは[[科料]]である。
 
== 親告罪 ==
 
なお、境界損壊罪では、保護法益が個人的法益に尽きるわけではないから非親告罪とされている。
 
== 備考 ==
器物損壊罪は刑法犯であり、法定刑による懲役・罰金・科料にかかわらず、民事請求で[[損害賠償請求]](損壊された物の修理費など)を別途受けることにもなる。
 
== 関連項目 ==
{{Wikibooks|刑法各論}}
{{ウィキプロジェクトリンク|刑法 (犯罪)}}
 
*[[文書等毀棄罪]]
*[[建造物等損壊罪]]
 
{{日本の刑法犯罪}}
 
{{DEFAULTSORT:きふつそんかいさい}}
[[Category:日本の犯罪類型]]
 
{{Law-stub}}
 
[[da:Hærværk]]
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