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'''貨物'''(かもつ)とは、[[運送]]の客体となる[[物品]]のこと。
 
運送および運送事業に関する分類では通常、[[旅客]]・貨物が大きな区分としてあり、また[[郵便]]が別の体系としてある。ただし

なお、鉄道輸送においては[[チッキ|手荷物・小荷物]]といった小規模なものは「荷物」として、貨物と区分される<ref>『鉄道ピクトリアル』2009年5月号 9頁。</ref>。貨物を運ぶのは[[貨車]]だが、荷物は[[客車]]の一種の[[荷物車]]で運ばれ、また旅客と同様の駅で扱われるなどの違いがある。ただし日本ではごく一部を除いて鉄道荷物輸送は既に廃止されている。

また2007年の郵政民営化以降の日本郵便のサービスの一つとしての[[荷物 (日本郵便)|荷物]](かつての小包)は、上記の鉄道荷物とはまた別の概念であり、[[宅配便]]として貨物の一種である。
 
==貨物輸送==
===現在===
[[日本]]における貨物輸送の輸送手段を比較すると、[[国土交通省]]が発行している'''交通センサス'''によれば、2000年度においては代表輸送機関(あるものをA地点からB地点まで運ぶ際に最も長く使った輸送機関のこと)に着目するとした場合、[[貨物自動車|トラック]]のシェアが81%と最も多い。すなわち[[日本]]の輸送の中心はトラック輸送であると言える。
 
過去において長らく輸送の中心となっていた[[鉄道]]は、拠点間の大量輸送には向くが、小回りが利かないため、どんどんとシェアを落とし、シェアは1%程度である。
また一部では鉄道貨物が復活の兆しを見せているものの、地方では貨物を取り扱う駅自体もきわめて少なくなり、トラック輸送に代わりつつあるのが実情である。
残りが[[貨物船]]などによる海運と、[[貨物機]]などによる空運である。このうち、空運が徐々にシェアを拡大しつつある。
 
==日本でかつて行なわれていた鉄道貨物の特別取扱==
*'''瓲扱い'''(ぐらむとんあつかい) - 貨物は発駅で受託されて、鉄道の負担で積み卸しおよび運搬を行なわれ、着駅で荷受け人に引き渡されるのみであった。運賃は瓲単位であることからの名称である。運賃は小口扱いよりは安いため、小口扱いには大きくて、貸切扱いには小さい貨物(2トン~5トン、ほど)の託送に適していた。ただし一部の貨物は瓲扱いは適用されなかった。