「編入学」の版間の差分

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'''編入学'''(へんにゅうがく)とは、その[[学校]]に[[在籍 (学習者)|在籍]]していなかった人が第1学年の始期を過ぎた途途又は第2学年以上の学年に、(1)外国にある学校などから[[入学]]してすること又は、(2)過去に同種まま校等に在学していた者などが入学することである。<!--対義語は[[退学]]である。(ノートで議論中)-->
 
== 概要 ==
 第1学年の始期に入学することは、一般には新入学ともいい、編入学は、通常の入学である新入学以外の入学形態の1種である。また、学校において'''[[編入]]'''(へんにゅう)とは、入学の際に行うかどうかを問わず、[[学習者]]を[[年齢]]や心身の[[発達]]状況などに応じた相当の[[学年]]に組み入れることをいう。編入学では、入学と編入を同時に行う。
 
 編入学するに当たっては、編入学試験を課される場合が多い。また、[[高等学校]]以上の学校種に編入学にする場合は、取得単位の認定が必要である。
 
 高校では、[[不登校]]などの理由で、高校に在籍していない者が[[サポート校]]へ編入学するケースが多い。[[高等専門学校]]や[[短期大学]]から[[大学]]への編入学者も多い。
 
 <!-- 編入学の場合、一般的に編入前の在籍校を[[退学]]したとはいわないため、履歴書にも退学したとは書かないことが多い。但し、編入前と編入後に1ヶ月以上の空白期間がある場合はこの限りではない。 --><!-- 編入学の場合は後述のとおり前の学校を退学したことになるので、この記述は誤りです。 -->似た言葉に「[[転入学]]」があるが、編入学とは異なるので注意を要する(詳しくは後の「編入学と類似する概念」の項を参照されたい)
 
== 大学の編入学試験 ==
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== 編入学と類似する概念 ==
 編入学と類似する[[概念]]としては、ある学校に在籍している人がそのまま別の学校に[[学籍]]が移動する'''[[転学]]'''(てんがく)や、学校内で学籍が移動する'''転籍'''(てんせき)、同一学校内で学部・学科が移動する'''転部'''(てんぶ)・'''転科'''(てんか)などがある。(なお、転学による入学は、'''転入学'''(てんにゅうがく)とも呼ばれている。)
 
 一般的に日本では、校種が同一の学校間を移るときには転学の手続きが必要であり、校種が異なる学校間を移るときには退学および編入学の2つの手続きが必要である。なお、例えば、[[外国]]の[[現地学校]]に通っていた人が帰国して日本の学校に通うときなどは、退学および編入学の手続きが必要である。(ただし、校種が同一の学校間を移るときに、退学および編入学の手続きを行うこともできる。)
 
「[[転入学]]」は編入学と似た言葉のため一般の人には混同されている場合も多いが、教育行政用語としては全く別な意味の言葉である。転入学とは、国内の同種の学校間を1日も間を空けずに異動することである。国内の同種の学校であっても1日でも間が空く場合は、前の学校を[[退学]]し、新しい学校に編入学したことになる(転入学ではない)。転入学の場合は学校間での転出・転入の手続きになるが、編入学の場合は当事者が個人で手続きを行うのが一般的である。
 
== 既卒者の編入学 ==
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*宍戸ふじ江,『だれも教えてくれなかった大学編入』,東京図書 ISBN 9784489020247
*学研,『高校転入・編入ガイド 関東版〈2008~2009年〉』,学習研究社 ISBN 9784053027726
*[http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/attach/1288252.htm 文部科学省「中学校生徒指導要録に記載する事項等」]
*[http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/attach/1288254.htm 文部科学省「高等学校生徒指導要録に記載する事項等」]
 
== 関連項目 ==