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{{改名提案|国府津 (小田原市)|date=2010年5月}}
'''国府津'''(こうづ)
* 日本の[[奈良時代]]から[[平安時代]]に、[[令制国]]の[[国府]]への[[水運]]のために設けられた[[港湾|港]]。国府が内陸等にある場合はその外港。
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** [[木津町 (白山市)]] - [[石川県]][[白山市]]の地名。旧[[石川郡 (石川県)|石川郡]][[林中村]]の一部。
* [[相模国]]の国府津が地名化したもの。[[曽我物語]]や[[太平記]]に古宇津といった形等でその名が見られる。
** [[国府津町]](前身は国府津村) - [[相模国]]の国府津という地名で呼ばれた所にあり、{{jdateJdate|1889}} - {{jdateJdate|1954}}の間[[神奈川県]][[足柄下郡]]に属した[[地方公共団体]]。
** [[国府津駅]] - {{jdateJdate|1887}}に国府津村に開業した[[東海道本線]]の駅。現在は[[東日本旅客鉄道]]の管轄駅。
** {{jdateJdate|1954}}に[[国府津町]]が[[神奈川県]][[小田原市]]に編入され、その一部が同市の地区名となったもの。本項で解説。
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'''国府津'''(こうづ)とは、[[神奈川県]][[小田原市]]の東部にある地区である。
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道路は、南部相模湾沿いに[[国道1号]](旧[[東海道]])、[[西湘バイパス]]が東西に走り、西湘バイパスには[[国府津インターチェンジ]]と下り線の[[西湘パーキングエリア]]がある。地区北端を[[小田原厚木道路]]が東西に走るが、地区内にインターチェンジはない。県道では、[[神奈川県道72号松田国府津線]]や[[神奈川県道717号沼田国府津線]]が地区西部を走っている。
 
鉄道は、地区北部を[[東海道新幹線]]が横断するが、駅はなく、一部が弁天山トンネルに入っている。南部に[[東海道本線]]、西部に[[御殿場線]]が走り、地区内にその分岐駅・[[国府津駅]]がある。{{jdateJdate|1887}}に東海道本線が国府津まで開業し、翌{{jdateJdate|1888}}に小田原・箱根方面への[[箱根登山鉄道小田原市内線|小田原馬車鉄道]](後に[[路面電車]]・{{jdateJdate|1920}}廃止)が開業すると、国府津駅は両者の乗換駅となり、駅前には「国府津館」等の旅館が立ち並ぶようになった。現在でも商店街の一部にその当時の建築物を見ることができる。また、{{jdateJdate|1934}}に[[丹那トンネル]]が開通するまでは、東海道本線は現在の御殿場線経由で、その急勾配を上るための機関車の増結が国府津駅で行われたため、優等列車の停車駅でもあった。なお、現在の[[東日本旅客鉄道|JR東日本]][[国府津車両センター]]は国府津地区ではなく、隣接する田島地区にある。
 
現在、西部は工業地帯となっており、[[日立グローバルストレージテクノロジーズ]]の工場等がある。