「徳川斉彊」の版間の差分

[[弘化]]3年（[[1846年]]）、先代清水家当主にして異母兄でもある紀州藩主の[[徳川斉順]]が死去すると、生存中の隠居である[[徳川治寶]]による[[松平頼学]]擁立を治寶中傷を交えて[[水野忠央]]が潰したが、その水野忠央が自身の甥でもある
[[徳川家慶]]の子を紀州藩主に擁立することを懸念しため紀州藩士の働きかけもあって、その養嗣子として後を継いだ。しかし、落雷で[[和歌山城]]の天守閣が焼失するなど、治世は多難を極めた。嘉永2年（1849年）3月1日（同年3月27日とも言われている）に30歳の若さで死去。養嗣子で亡兄斉順の子で後に14代将軍となった[[徳川家茂|徳川慶福]]が継いだ。