「神社建築」の版間の差分

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本殿の建築様式は大きく[[平入]]と[[妻入]]に分けられ、これに屋根の形状を以て分類することが多い。これは細部においては各神社独特の様式をとることが多く、それぞれを細分化して分類すると膨大な数となり、分類の意味をなさなくなるためである。最古の様式は神明造や、大社造、住吉造といった直線的な形状の屋根を持つものとされるが、現在一般的によく見られる様式は流造で、春日造がこれに次いでおり、いずれも流線的な形状の屋根となっている。
==== 平入形式 ====
* [[神明造]] - 国宝・[[仁科神明宮]]([[長野県]][[大町市]])、[[伊勢神宮]]([[三重県]][[伊勢市]])など
:伊勢神宮正殿の様式は他に使用することを禁じられているため'''唯一神明造'''と称される。なお、[[棟持柱]]を持たない場合などは単に[[切妻造]]となる。明治時代以降、神明造の社殿が流行した。
* [[流造]] - [[賀茂別雷神社]]・[[賀茂御祖神社]](ともに[[京都府]][[京都市]])など
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:* [[香椎造]] - [[香椎宮]]([[福岡県]][[福岡市]])のみ
:* [[織田造]] - [[劔神社]]([[福井県]][[越前町]])のみ
 
==== 妻入形式 ====
* [[春日造]] - [[春日大社]]([[奈良県]][[奈良市]])など