「エキソサイトーシス」の版間の差分

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[[File:Exocytosis types.svg|400px|thumb|エキソサイトーシスの概要]]
'''エキソサイトーシス'''(''Exocytosis''; 開口分泌) とは[[細胞]]外への[[分泌]]形態の一つ。細胞内で合成された物質(蛋白質など)は[[分泌顆粒]]内に貯留され、開口分泌によって分泌される。その機構は以下の通り。分泌顆粒は細胞内線維群の働きによって[[細胞質]]内を移動し、[[細胞膜]]へと接近する。そして顆粒膜外層が細胞膜内層と、顆粒膜内層が細胞膜外層と融合する。これにより分泌顆粒内腔が細胞外界と連絡し、顆粒内容物は細胞外へと遊出する。細胞膜と融合した顆粒膜は、そのまま新たな細胞膜となるか、細胞内へ再び戻る。
'''エキソサイトーシス'''(''Exocytosis''; 開口分泌) とは[[細胞]]外への[[分泌]]形態の一つ。細胞内で合成された物質([[蛋白質]]など)は[[分泌顆粒]]内に貯留され、開口分泌によって分泌される。
 
その機構は以下の通り。
 
'''エキソサイトーシス'''(''Exocytosis''; 開口分泌) とは[[細胞]]外への[[分泌]]形態の一つ。細胞内で合成された物質(蛋白質など)は[[分泌顆粒]]内に貯留され、開口分泌によって分泌される。その機構は以下の通り。分泌顆粒は細胞内線維群の働きによって[[細胞質]]内を移動し、[[細胞膜]]へと接近する。そして[[顆粒]]膜外層が細胞膜内層と、顆粒膜内層が細胞膜外層と融合する。これにより分泌顆粒内腔が細胞外界と連絡し、顆粒内容物は細胞外へと遊出する。細胞膜と融合した顆粒膜は、そのまま新たな細胞膜となるか、細胞内へ再び戻る。
 
== 関連項目 ==