「アルフォンス・ペノー」の版間の差分

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==ペノーの飛行機械==
[[ファイル:Artificial bird of Penaud.jpg|thumb|1871年の"Oiseau artificiel"(「人造鳥」)]]
ペノーは以下に挙げる物の前に、模型[[オーニソプター]]も製作している。<!-- 時系列的にはヘリコプター、オーニソプター、プラノフォアの順序で開発<ref>シュトレール『航空発達物語(上)』</ref>。 -->
 
===プラノフォア(Planaphore)===
[[ファイル:AlphonsePenaudPlanaphore.png|200px|thumb|Planaphore(垂直尾翼を追加したレプリカ)]]
1871年にパリで公開飛行に供された。今日のものとほぼ同様な、ゴム動力の模型飛行機である。主翼、尾翼、推進装置という動力機の基本的な要素を全て備えていた。主翼は単葉の固定翼で[[翼平面形|平面形]]はやや先細り、安定性を得るために[[翼#翼に関係する用語|上反角]]を持っていた。尾翼は胴体に対して負の[[翼#翼に関係する用語|取り付け角]] を持った水平尾翼であった(オリジナル絵図のものに垂直尾翼が描かれていない)。そして推進装置は捻じったゴム紐を動力とする2枚羽の[[プロペラ]]で、これは機体の尾部に取り付けられていた。
====プラノフォア機の構造と仕様====
[[ファイル:AlphonsePenaudPlanaphore.png|200px|thumb|Planaphore(垂直尾翼を追加したレプリカ)]]
動力ゴムが露出した一本胴(スティック型)の片面張り翼で、現在のライトプレーンに類似。但し、プロペラは機尾に付く推進式で、主翼は前縁材のみで支持し後縁材はない。主翼中央部翼面は連続していない。この構造は、前年(1870)製作したゴム動力ヘリコプターのローターと同様である。主翼(の前縁材)は、胴体の略中央に固定。重心は面積中心のやや前方。翼端は僅かに上がり(上反角)横安定を保つ。
 
===ヘリコプター({{lang|fr|Hélice}})===
[[ファイル:Helicopter of Penaud.jpg|thumb|ペノーのヘリコプター]]
1870年製作<ref>『パイオニア飛行機ものがたり』p.17</ref>。動力式の[[竹とんぼ]]とでも言うべき構造のモデルで、こちらも現代の模型(または玩具)に同様のものが見られる。上下2つの[[ローター]]([[ピッチ]]は反対になっている)とそれをつなぐ胴体、そして動力部から成る。上部のローターが回ると[[反作用]]で下部のローターが逆向きに回り、両者が[[揚力]]を発生して浮揚する。動力は捻じったゴム<!-- または弓バネと糸を組み合わせたもの? -->だった。
 
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