「ドラゴンVS.7人の吸血鬼」の版間の差分

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古典派[[ホラー]]と[[カンフー]][[アクション映画|アクション]]を融合させた怪作で、後の『[[霊幻道士]]』等香港ホラーの始祖とされている。
 
==ストーリー==
[[1804年]]、[[トランシルヴァニア]]の[[吸血鬼ドラキュラ]]の元を[[中国]]から来訪した怪僧が訪れた。怪僧は衰退していた中国の吸血鬼達の復活の助力をドラキュラに求めた。ドラキュラは怪僧に憑依して中国の山村に渡り、伝説の吸血鬼達の復活に着手した。
 
100年後の[[1904年]]、吸血鬼研究の権威[[ヴァン・ヘルシング]]教授は[[重慶市|重慶]]の大学を訪れて講義を行っていたが、多くの学生は吸血鬼の存在を信じなかった。そのヘルシングを若者シ・チンが訪ねる。チンの故郷の村は復活した吸血鬼達の脅威にさらされていた。ヘルシングはカンフーの達人であるチンとその兄弟達と共に、吸血鬼退治に向かう。
 
==概要==
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本作は『[[吸血鬼ドラキュラ (1958年の映画)|吸血鬼ドラキュラ]]』第1作とするハマーフィルム製作の[[吸血鬼ドラキュラ (1958年の映画)#シリーズ作品|ドラキュラシリーズ]]の最終第9作に当たるが、このシリーズで過去7度ドラキュラを演じてきた[[クリストファー・リー]]は前作『[[新/ドラキュラ・悪魔の儀式]]』(1973年)を最後にドラキュラ引退を宣言しており、本作ではドラキュラ役に[[ジョン・フォーブス・ロバートソン]]が起用された。
 
==備考ストーリー==
[[1804年]]、[[トランシルヴァニア]]の[[吸血鬼ドラキュラ]]の元を[[中国]]から来訪した怪僧が訪れた。怪僧は衰退していた中国の吸血鬼達の復活の助力をドラキュラに求めた。ドラキュラは怪僧に憑依して中国の山村に渡り、伝説の吸血鬼達の復活に着手した。
[[アメリカ合衆国|アメリカ]]では配給会社が公開を回避した為、時を経て[[1979年]]に[[ドライブイン・シアター]]等で短縮版が公開された。ハマーが起死回生をかけた作品であったが、このアメリカでの扱いのようにヒットにはならなかった。この後、ハマーは日本の[[東宝]]との合作映画『[[ネッシー]]』を企画するが実現には至らず、まもなく活動を停止する。日本ではイギリスとほぼ同時に劇場公開されたが、現在まで日本語版ソフトは発売されていない。
 
100年後の[[1904年]]、吸血鬼研究の権威[[ヴァン・ヘルシング]]教授は[[重慶市|重慶]]の大学を訪れて講義を行っていたが、多くの学生は吸血鬼の存在を信じなかった。そのヘルシングを若者シ・チンが訪ねる。チンの故郷の村は復活した吸血鬼達の脅威にさらされていた。ヘルシングはカンフーの達人であるチンとその兄弟達と共に、吸血鬼退治に向かう。
 
==キャスト==
*[[ヴァン・ヘルシング]]:[[ピーター・カッシング]]
*シ・チン:[[姜大衛|デビッド・チャン]]
*バネッサ:[[ジュリー・エーゲ]]
*ドラキュラ:ジョン・フォーブス・ロバートソン
 
==備考==
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[[アメリカ合衆国|アメリカ]]では配給会社が公開を回避した為、時を経て[[1979年]]に[[ドライブイン・シアター]]等で短縮版が公開された。ハマーが起死回生をかけた作品であったが、このアメリカでの扱いのようにヒットにはならなかった。この後、ハマーは日本の[[東宝]]との合作映画『[[ネッシー]]』を企画するが実現には至らず、まもなく活動を停止する。日本ではイギリスとほぼ同時に劇場公開されたが、現在まで日本語版ソフトは発売されていない。
 
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[[Category:1974年の映画]]
[[Category:イギリスの映画作品]]