「ホイールベース」の版間の差分

二軸車、ボギー台車ともに、通常は同一車両(同一台車)の車軸は向きが固定されており、自動車のようにカーブの内側を向けることはできないため、軸距が長くなると線路に掛かる圧力([[横圧]])が大きくなり、線路の歪みを引き起こして[[保線]]作業に手間が掛かるなどの悪影響が出てくる。横圧が大きくなりすぎると脱線をもたらす事もあるため、軸距を大きく取りすぎることはできない。一方、軸距を小さくしすぎると[[蛇行動]]を引き起こす要因となる。脱線と蛇行動を抑止して高速走行を実現するためには、軸距と軸箱の支持[[剛性]]、車輪の[[踏面]]形状などの間に適切な関係を見つける必要がある。
 
ボギー車では、台車間の距離を長くすることで、軸距を伸ばすことなく車体を長くできる。しかしながら、いたずらに拡大すると曲線部で車体中央や[[オーバーハング (自動車用語)|オーバーハング]]が[[建築限界]]に抵触する恐れがあり、それがため、カーブしている駅のプラットホームにおいては、特に車両中央部のドアとホームとの間隔が広くなりすぎて、乗降に支障をきたす。また、[[軌道回路]]を利用して列車の現在位置を検知している場合、車輪の間隔があまり大きくなりすぎると検知に失敗してしまう(1つの軌道回路の長さより車輪間隔が大きくなってしまう)ことがあるため、ボギーセンター(台車中心間距離)の長さも規制されている。
 
== 脚注 ==
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