「ウェイバー方式」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
cl
cleanup
11行目:
===プロ野球===
[[日本プロ野球]]の[[プロ野球ドラフト会議|ドラフト会議]]は[[11月]]に実施され、ウェーバー方式を部分的に採用している。
{{main|プロ野球ドラフト会議}}
*[[1965年]]、[[1966年]]は第2位以下の指名の際、あらかじめ提出された氏名リストの中から偶数順位の時はその年のペナントレースの下位のチーム([[日本選手権シリーズ|日本シリーズ]]敗戦チーム所属のリーグ最下位チーム)から、奇数順位の場合は上位のチーム(日本シリーズ優勝チーム)から選手を指名できる仕組みだった。(以下順序同じ)<br>
その後、重複指名選手については抽選で交渉権を獲得する球団を決めたためこの制度は一旦中断するが、[[1991年]]以降部分的に復活した。
*1991年、[[1992年]]は5位以下の指名について、奇数順位の場合下位チウェムからバー方式、偶数の場合順位で「'''逆ウェーバー方式'''」(上位チームからそれぞれウェーバーよる選手指名が可能となっ)を採用した。
*[[1993年]]~[[2000年]]は1、2位が逆指名制度(大学生、社会人選手限定)になった関係で、3位以下指名の際に奇数順位の場合下位チウェムからバー方式、偶数の場合は上チームからのでは逆ウェーバー方式による選手指名となった。
*[[2001年]]以降、これまでの順位付けではなく「○巡目」に表現を変更し、1~3巡目は自由獲得枠の適用人数に応じて指名入札できるチームが決まる(1巡目のみ重複指名の場合抽選、2巡目と3巡目は下位チームから順番のウェーバー方式)が、4巡目からは全チーム参加の偶数巡目が逆ウェーバー(偶数巡の場合は上位から方式、奇数巡は下位から)目がウェーバー方式での指名となっている
*[[2005年]]~[[2007年]]はドラフトが10月の高校生対象のものと11月の大学・社会人([[四国・九州アイランドリーグ]]や[[ベースボール・チャレンジ・リーグ]]など[[独立リーグ]]の所属選手含む)対象のものの2回にわたって開催されているが、高校生対象のドラフトの場合はシーズンの途中に行われるので、奇数巡の場合は[[オールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスター]]で勝ち越したリーグに所属する最下位チーム→オールスターで負け越したリーグに所属する最下位チーム→オールスター勝ち越しリーグの5位チーム…というウェーバー方式、偶数巡の時はその逆でオールスターで負け越したリーグ所属の1位チーム→オールスター勝ち越しリーグの1位チーム→オールスター負け越しリーグの2位チーム…というような形逆ウェーバー方式で行われこのウェーバはドラフト開催1週間前時点の順位を対象とする。
 
===bjリーグ(プロバスケットボール)===
[[日本プロバスケットボールリーグ|bjリーグ]]の[[Bjリーグドラフト会議|ドラフト会議]]は[[5月]]または[[6月]]に実施され、ウェーバー方式を採用している。
*[[2005年]]は、初年度につき抽選で指名順を決め、奇数巡目は大分、埼玉、仙台、新潟、大阪、東京、偶数巡目はその逆の指名順となった。
*[[2006年]]以降は前年度の順位によって決定され、2006年は奇数巡目の場合は成績下位チウェーバムから方式、偶数の場合は上位チームからそれぞれウェーバー方式による指名となる。新規参入チームは2006年は希望する順番で参加することができた。[[エクスパンション・ドラフト]]で既存チームが3名より多くプロテクトを行うと、超過した人数分だけドラフト会議での指名巡目が後になる。
*[[2007年]]以降は完全ウェーバー方式に移行。新規参入より指名を開始。新規参入はエクスパンション・ドラフトでの人数が少ない方が先となる(同数の場合は抽選)。エクスパンション・ドラフトで既存チームが基準値(プレイオフ出場回数に応じて決められる)より多くプロテクトを行うと、超過した人数分だけドラフト会議での指名巡目が後になる。
 
==アメリカでは==
[[アメリカ合衆国|米国]]の[[NFL]]・[[メジャーリーグベースボール|MLB]]では日本のような指名順位による特定規定・抽選・逆ウェーバー方式どは無ウェーバー方式を完全実施している。
 
[[NBA]]は、1巡目上位3位までは例外を設けプレイオフに進出できなかった14チームによる抽選(ロッタリー)で指名順位が決まる方式を採っているが、他は完全なウェーバー方式で行う。