「ミニアチュール」の版間の差分
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現存する最古のミニアチュールは[[アンブロジア版イーリアス]](3世紀ごろの、イーリアスの挿絵付き写本)から切り出された一連の彩色画である。これらの一連のミニアチュールは古代ローマの絵画と似た技法で描かれ、扱われ方も同様である。作品それぞれの質にはかなりばらつきがあるが、人物の書き方などは古典らしい情趣があり、これ以前の技巧から影響を受けているものと推測される。背景に関しては様式的な表現ではなく、[[ポンペイ]]その他ローマ時代の[[フレスコ画]]に見られるような、不完全ながらも自然に学ぼうとする古典的なスタイルがとられているようだ。
芸術的に見てより価値があるのは、[[
[[Image:ViennaDioscoridesFolio3v7Physicians.jpg|thumb|200px|[[ヴィエナ・ディオスコリデス]](6世紀前半)より、七人の医者のミニアチュール]]
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