「三人吉三廓初買」の版間の差分

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三人はそれぞれ、和尚吉三<small>(おしょう きちさ)</small>、お嬢吉三<small>(おじょう きちさ)</small>、お坊吉三<small>(おぼう きちさ)</small>と名乗る盗賊となっている。これが百両の金と短刀「庚申丸」をめぐる[[因果応報]]の末に、差し違えて死ぬところで幕引きとなる。
 
特に有名なのが<!---序幕:本来は二幕目--->「大川端庚申塚の場」で、数ある歌舞伎の演目の中でも横綱級の人気がある(=上演回数が特に多い)。節分の夜、[[隅田川|大川]]端庚申塚で、ひょんなことから[[私娼|夜鷹]]を川に突き落とし<!---殺して:死んでなかった--->[[小判]]百両を奪ったお嬢吉三。そこで朗々とまるで唄いあげるかのようにはく廻すのが次の[[科白]]である。
:月も朧<small>(おぼろ)</small>に 白魚の
:篝<small>(かがり)</small>も霞<small>(かす)</small>む 春の空