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'''ボートの三人男'''(ボートのさんにんおとこ、原題 ''Three Men in a Boat, To Say Nothing of the Dog!'' )は、[[1889年]]に出版された[[ユーモア]]小説で、著者は[[ジェローム・K・ジェローム]]。最も著名なの代表で、日本語版は、作家[[丸谷才一]]が訳している([[中公文庫]]で新版刊行)。
 
[[1889年]]に出版された[[ユーモア]]小説で、[[キングストン アポン テムズ]]から[[オックスフォード]]までのボートでの[[テムズ川]]の旅が記されている。
 
当初、この本はユーモア小説ではなく歴史的、地理的な展望書として構想されていた。三人の登場人物は、作者のジェローム自身と2人の友人をモデルに作ってあるが、3人の旅の供になる犬は創作の産物であり、モデルはいない。
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モデルとなった友人の1人は後に[[バークレイズ・バンク]]の[[取締役]]になる。
 
後年、[[ヨーロッパ]]の自転車旅行を題材に取り上げた『Three Men on the Bummel(自転車の三人男)』(1900年出版)という作品を執筆するが、売上は振るわなかった。なお日本でも、大学等の英文購読テキストに用いられている
 
==書籍==