「血液ガス分析」の版間の差分

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[[乳酸アシドーシス]]やケトアシドーシス、[[尿毒症]]で起こる。ケトアシドーシスの原因としては[[糖尿病性ケトアシドーシス]]、アルコール性ケトアシドーシス、飢餓によるものが知られている。また重要な原因としては[[痙攣]]発作後の代謝性アシドーシスもAG増加性代謝性アシドーシスである。これは痙攣発作によって筋肉から[[乳酸]]が放出されるためと考えられている。救急の現場ではAG増加性代謝性アシドーシスはKUSSMALと覚えられる。これは糖尿病性ケトアシドーシス、尿毒症、サリチル酸中毒、[[敗血症]]、[[メタノール]]、[[アルコール中毒]]、[[アスピリン中毒]]、[[乳酸アシドーシス]]である。
;外因性
[[メチルアルコール]]、[[エチレングコール]]、[[サリチル酸]]、[[パラアルデヒド]]による中毒で起こる。
 
特に外因性のAG増加性代謝性アシドーシスを疑う場合は浸透圧ギャップを計算してみると明らかになることもある。