「三宅しのぶ」の版間の差分

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当初は[[諸星あたる|あたる]]の恋人であり、あたるが地球の命運を賭けた[[鬼ごっこ]]の鬼に選ばれたとき、あたるを奮起させるため「勝ったら[[結婚]]する」と言った。これを受けて、あたるが「結婚じゃー! 」と叫びつつ[[ラム (うる星やつら)|ラム]]を追いかけ、ラムはあたるに求婚されたと勘違いすることになる。こうした経緯から、作品初期はあたるを巡ってラムと三角関係にあり、これがトラブルを引き起こす主な要因となった。わざわざ教室まで来てクラスメイトの前で公然といちゃつくラムの行動をあてつけと解釈している。
 
ラムが[[タイムスリップ]]し小学1年生のあたるに会いに行った際には、[[ままごと]]を持ちかけるなどあたると親しくし、またあたるに微笑みかける「虎縞ビキニの美人なお姉さん」に嫉妬し、あたるをお菓子で釣ろうとしてするなど、すでに小学1年生にしてあたるの扱いに慣れている描写が見られる。
 
あたるの恋人でありながら、おユキに「あたるの2号さん」と云われて怒ったり、あたるが病床にあると自宅や病院に見舞いに来たり、あたるの家に[[西瓜]]やお菓子を持って云ったりしていたなど本人最初は恋人そのものとして行動しており、クラスでも公認されていた。第4話「あなたにあげる」においては家出したあたるに対し、テレビで自分と駆け落ちするように呼びかけてすらいる。他方でラムとあたるがいちゃつくと怒り出す一方で、しのぶ本人は奥手なためか邪魔者であるラムが一切登場しない原作第15話「いまだ浮上せず」においてはあたるに誘われて2人きりになり、あたるが抱きつかれると動揺して「早すぎるわ」といって静止したり、「キスだけでも」とあたるに言われてもなかなか了承せずにグズグズしており、その間にあたるが河童に攫われる始末であった
 
しかしあたるはどれだけ尽くす一方でしてもあたるの方は虫ピン一本しのぶにくれたことがない状況であり<ref>『幸せの黄色いリボン』でのしのぶ本人曰く</ref>、おまけにラムはあたるを拒絶しないと一方的に思い込んでいたため<ref>あたるはしのぶと付き合いたいために原作5話「絶対絶命」の回ではラムを家から追い出しているが、この努力は報われなかった。原作12話「性」の回ではラムが電撃制裁を多用するようになるのでそれが怖くて強く出られない描写も見られるがしのぶはこの点を無視している。</ref>に、次第にあたるに「愛想がつきた」と発言したり、原作第9話『憎みきれないろくでなし』においてラムを拒絶しないあたるの心が分からないと言ったり段々恋心は薄れてゆく。ついには[[面堂終太郎]]登場時に彼に一目惚れし、あたるに愛想を尽かした為この関係は解消した。ただし面堂はラムに惚れているため進展がなく、まだ未練があるのか、言い寄るあたるのことも完全に拒絶することはなかった。
 
あたるがラムに好意を持つようになって以降(週連載開始後)は、ヒロインとしてではなくメインキャラの一人としてその存在を確立する。面堂、あたる、ラムとハイキングや海水浴に行くことが多く、これにサクラが加わることも度々である。仲の悪いとあたると面堂ではあるが、ラムとしのぶが緩衝材になっているのでつるめるという側面もある。