「ザット'70sショー」の版間の差分

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== 概要 ==
 
1970年代のアメリカの[[ウィスコンシン州]]ポイント・プレイスが舞台で、フォワマン家の地下室を中心に物語は展開する'''レトロネタのシットコム'''である。フォワマン家のエリックを中心とし、その仲間ドナ、スティーブン、マイケル、ジャッキー、フェズ、さらにエリックの両親レッドとキティが、毎回恋愛やらドジやらでくだらない日常のドタバタ劇を演じる。
 
日本ではシーズン5は「アシュトン・Kの青春ハイスクール」として放送されたが、実際にはハイスクールの話はほとんど全くなく、タイトルは完全に遊離していた。シーズン6からは(ジャッキー以外は)そのほとんどないハイスクールも卒業したため、シーズン6〜8は「アシュトン・カッチャーの70'sショー」というタイトルに変更されて放送されているが、そのアシュトン・カッチャーはシーズン8ではレギュラーを降板しており、もともと主役でもない。レギュラー陣はすべてこのドラマが終わるころにはハリウッドでも地位を築いてスターとなっており、日本のアシュトン・カッチャーだけをヒューチャーした宣伝スタイルは完全に的外れだった。
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;エリック・フォアマン([[:en:Eric Forman|Eric Forman]])
:演: [[トファー・グレイス]]/吹き替え:[[野島健児 (声優)|野島健児]]
:1998年から2005年まで登場。2006年は後述の[[カメオ出演]]。
:1998年から2006年まで登場。気弱で頼りない優しい青年で、手足が細長いのが特徴。ずっと好きだった幼馴染みドナと、いろいろあってようやく彼氏になったが、ドナとは結婚寸前までいってドタキャンする。(特にスターウォーズ)SFマニア。GIジョーのフィギュアの収集やプラモが趣味。厳しい父親レッドには役立たずと思われており、実際ほとんど何の才能もないが、ローラーディスコには隠れた才能があってスターであるが、皆に言うと袋だたきにあうので黙っている。母親キティに溺愛されており、いつまでも子供扱いされている。レッドの心臓発作で大学行きを諦めてからは、将来の自分を模索してずっと迷っていた。ハイドの働くホテルでウエイターのバイトをしていたが、レッドが回復すると一年の休憩期間として、何もしなくなった。当初から主人公的存在だったが、シーズン7の途中でようやく進路を決め、アフリカに行って教員になったということで、番組を降板した。シーズン8のフィナーレではカメオ出演する。
:邪悪な姉のローリーとは仲が悪く、赤毛のミッチは宿敵。虫などあらゆる動物が苦手で、スポーツもまるでだめ。血をみると気を失いそうになる。
 
;ドナ・ピンチオッティ([[:en:Donna Pinciotti|Donna Pinciotti]])
:演: [[ローラ・プレポン]]/吹き替え:[[米村千冬]]
:1998年から2006年まで登場。
:1998年から2006年まで登場。フォワマン家の隣に住む赤毛のグラマーな女の子。シーズン7からは金髪に髪をそめた。エリックの彼女にして親友。マイケル・ケルソーの兄のケイシーは元彼。ロック通で、ラジオで”ホット・ドナ”としてDJをしている。大柄で喧嘩も強い。世界中を旅するのが夢で、小説も書いていた。両親の離婚などで悩んでいたシーズン4ではケルソーとカルフォルニアに逃避行をしたが、エリックに連れ戻される。家出した罰としてボブはドナをカトリック校に転校させたので、シーズン5では一人だけ制服を着ている。その後、密かにエリックと婚約し、シーズン6ではエリックと結婚して狭いトレーラーハウスで生活しようと計画したが、将来に不安を感じたエリックにドタキャンされる。しかし彼の考えに理解を示してその後もずっと付き合っている。
 
;スティーブン・ハイド([[:en:Steven Hyde|Steven Hyde]])
:演:[[ダニー・マスターソン]]/吹き替え:[[佐々木望]]
:1998年から2006年まで登場。
:1998年から2006年まで登場。カーリーヘアで常にグラサンを掛けたワイルドな青年。高校の給食調理師だった母親の失踪/家出により、ホームレスになって、フォワマン家の地下室に転がり込んで居候となる。マリファナを常用する不良青年だが、気骨があるため、レッドには息子以上に気に入られている。レオの写真店やホテルの厨房でバイトをしていたが、シーズン7で黒人実業家の実父が登場して、レコードショップのオーナーになった。アンジーという黒人の異母姉がいる。一時期、ドナに横恋慕し、マイケルと別れた後のジャッキーと付き合って、結婚も考えていたが、シーズン7の最後で別れて、シーズン8ではベガスで泥酔し、ストリッパーのサマンサと電撃結婚して帰ってきた。
 
;マイケル・ケルソー([[:en:Michael Kelso|Michael Kelso]])
:演:[[アシュトン・カッチャー]]/吹き替え:[[渋谷茂]]
:1998年から2006年まで登場。
:1998年から2006年まで登場。イケメンで女たらしの{{ルビ|モテ男|もてお}}だが底抜けにオバカ。ポイント・プレイスを見下ろす給水塔から落ちること、失火することを年中行事にしている。やたら危険な挑戦をするのが趣味で、骨折が絶えない。ジャッキーの最初の彼氏で、二人はくっついたり離れたりを繰り返していたが、その頃は同時にエリックの姉ローリーとも付き合っていた。シーズン4でジャッキーに結婚を迫られてカリフォルニアに逃亡する。シーズン5ではアネット(ジェシカ・シンプソン)が彼女として登場したが、やらせてもらえなかったので別れた。シーズン6ではコンサートでブルックと出会って妊娠させてしまう。シーズン7ではホームステイ先を追い出されたフェズとアパートを借りた。未婚の父親になり、警察官を目指してなんとかその職につくが、シーズン8ではその警察の仕事をクビに。それでシカゴでクラブの警備の仕事につくといってポイント・プレイスを離れた。
:シーズン8では準レギュラーで、途中はほぼ登場しないが、実生活でのカッチャーの妻デミ・ムーアの前夫ブルース・ウィリスとの共演を果たしている。
:車はフォルクスワーゲンのタイプ2の中古を持っていたが、シーズン6でエリックとドナによって通称“エッチ山”の崖の上から落とされて破壊された。シーズン7で警察官になってからは、赤いスポーツカーに乗っていた。
 
;ジャッキー・バークハート([[:en:Jackie Burkhart|Jackie Burkhart]])
:演:[[ミラ・カニス]]/吹き替え:[[たかはし智秋]]
:1998年から2006年まで登場。
:1998年から2006年まで登場。町の有力者の娘で、傲慢なタカビー女。チアリーダー(ただし三年のときにクビになった)。ずっと金持ちを自慢していたが、シーズン5で父親が汚職恐喝および収賄罪で収監されてからは、一転して貧乏に。一時期、フォワマン家の地下室やドナの部屋に間借りしていた。シーズン8ではフェズのルームメイト。母親パメラ(ブルック・シールズ)は美貌だが、男あさりをして転々としており、親としての務めを果たしていない。仲間内では学年が一人だけ下で、年少だが、マイケルの彼女として彼を支配していた。マイケルと別れてからは、スティーブンと付き合うが、テレビキャスターになるのが夢で、シカゴにいってテレビの仕事につくか結婚かをスティーブンに迫った。しかし返事をもらえず、失意のところをマイケルと浮気しようとしているところを、スティーブに目撃され、別れた。
:[[人名|本名]]は'''ジャクリーン・ベウラー・バークハート'''(Jacqueline Beulah Burkhart)というが、笑われるので隠している。
 
;フェズ ([[:en:Fez (That '70s Show)|Fez]])
:演:[[ウィルマー・バルデラマ]]/吹き替え[[藤原堅一]]
:1998年から2006年まで登場。
:1998年から2006年まで登場。ポイント・プレイス高校にきた交換留学生。本名不詳。どこの出身かをずっと隠しているが、アルゼンチンのようである。甘党で、キャンディーやチョコに目がない。いつでも臨戦態勢のエロ変態で、のぞき見が趣味。歌とダンスに才能があり、妄想癖もある。フェズの妄想シーンではミュージカルスタイルとなるのが恒例。女運が悪く、最初にできた彼女キャロル(アリソン・マン)は病的ストーカーで、次にできた彼女は身持ちの堅い大女ロンダ(シンシア・ラモンテーン)だった。免許センターの同僚ニーナ(ジョアンナ・カントン)も差別主義者を両親にもつ変人だったが、ようやく童貞を卒業する。ハイスクールではアメフト部が天敵で、ロッカーに閉じこめられていたのを発見されたことが、エリックやマイケル、スティーブと友達になったきっかけ。交換留学期間が終了してホームステイ先を追い出されてからも不法滞在していたが、給水塔に落書きをしていて警察に捕まり、帰国することになったので、エリックの姉ローリーと偽装結婚してグリーンカードを手にした。免許センターを辞めてからは、美容院でシャンプー係をしている。魔法の指を持ち、ダニエル(リンジー・ローハン)も虜にした。
:スケベなド変態だが、女性的なセンスがあり、妙に繊細で、ケルソーには親友以上の愛情をしばしばみせる。しかしバイでもゲイでもない。
 
;レッド・フォアマン([[:en:Red Forman|Red Forman]])
:演: [[カートウッド・スミス]]/吹き替え[[宝亀克寿]]
:1998年から2006年まで登場。
:1998年から2006年まで登場。エリックの父親のガミガミオヤジ。「Damn ass」などが口癖。工場の管理職だったが、フォード時代の不況により失職。量販店の在庫管理部に転職するが、それも辞めて車のマフラー店の店長になる。朝鮮戦争に出兵した元兵士で堅物。典型的な共和党員で、ニクソンなどを悪く言うと激怒する。息子のエリックに厳しく、早く家から出して一人前にしようとする反面、娘のローリーには甘く、何でも言うことを聞く。愛妻家で、キティとは今でもラブラブである。隣人のピンチオッティ家とは家族付き合いをしており、ボブは、戦友以外では、数少ない友人の一人。最高に激怒すると一人で魚釣りに行き、釣った魚を滅多打ちにする。
:堅い男であるが、ジャッキーの母親のパムが隣人のボブと同棲すると、度々パムの裸を目撃し、欲情して妄想していた。自動車部品見本市ではモデル相手にデレデレしてキティを激怒させる。
 
;キティ・フォアマン([[:en:Kitty Forman|Kitty Forman]])
:演: [[デブラ・チョ・ルップ]]/吹き替え[[雨蘭咲木子]]
:1998年から2006年まで登場。
:エリックの母親。レッドの妻。仕事をやめて主婦になったが、もともとベテラン看護婦である。レッドの失業時期と心臓発作後にまた働き出すが、いつのまにか仕事にはいかなくなる。非常勤か。良妻賢母の鏡で、面倒見がよく、温和で笑い上戸だが、更年期を迎えたシーズン6では突然キレやすくなって安定剤を常用するようになった。大の酒好きで、台所の至る所にアルコールを隠している。息子のエリックは(トーストの耳を取るなど)赤ん坊のように可愛がって甘やかしているが、淫乱な娘のローリーとは仲が悪く、口の悪い母親ベアを悪魔のように思っている。
 
 
;ボブとミッジ・ピンキオッティ([[:en:Bob and Midge Pinciotti|Bob and Midge Pinciotti]])
:演:[[ドン・シュタルク]](ボブ)、[[ターニャ・ロバーツ]](ミッジ)/吹き替え