「ワンダーフォーゲル」の版間の差分

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Wandervogelは直訳すれば「[[渡り鳥]]」の意味である。1901年運動のメンバーの一人、ヴォルフ・マイネンが、運動の中心が[[歌]]を歌うことだったので、ワンダーフォーゲルと名づけた。鳥、つまりさえずるという意であると同時に、[[社会]]の固定された[[規範]]から[[自由]]でありたいという願いが込められている。
 
===運動の消滅と[[ナチズム]]===
1910年代にはドイツ全土に広がるが、時は[[第一次世界大戦]]に入り、ワンダーフォーゲルは、戦争忌避的な[[個人主義]]、個人の[[享楽主義]]のようにとられ、好ましくないとの批判が出てくるようになり、関連の団体、グループ13団体が、[[ホーエン・マイスナー]]に集合し、「自由ドイツ青年」という団体を結成する。戦争の進展と共に運動の一部はナチ化し、のち[[ヒトラーユーゲント|ヒトラーユーゲント]]に吸収されて、その姿を消す。