「デュートリオンビーム送電システム」の版間の差分

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核動力を再度使用可能にすることで、MSの活動時間を延ばしたニュートロンジャマーキャンセラーだったが、それは同時に[[核兵器]]の使用をも可能にしたため、停戦条約であるユニウス条約ではその使用が禁止され、結果核動力も再度使用できなくなった。こうした状況の中で核動力を用いずMSの活動時間を延長させるための方法としてザフトによって開発された電力供給(または再充電)システムである。このシステムは、デュートリオンビームと呼ばれる粒子線を、対象となる機体の受信装置(頭部アンテナ)に照射することで、母艦に着艦することなく速やかにエネルギーの補給を行うことが可能となり、戦場での長時間の活動が可能になっている。
 
ただし、再びの開戦でユニウス条約が事実上形骸化したことにより、世界中の全ての国家・陣営が核分裂動力を復活させてザフト軍が[[デスティニーガンダム|デスティニー]]と[[プロヴィデンスガンダム#レジェンドガンダム|レジェンド]]、[[地球連合 (ガンダムシリーズ)|地球連合]]軍([[ブルーコスモス]]、[[ロゴス (ガンダムシリーズ)|ロゴス]])が[[デストロイガンダム|デストロイ]]、[[地球連合軍の機動兵器#ザムザザー|ザムザザー]]、[[地球連合軍の機動兵器#ゲルズゲー|ゲルズゲー]]、[[地球連合軍の機動兵器#ユークリッド|ユークリッド]]、[[フォビドゥンガンダム|フォビドゥンブルー]]など、クライン派のファクトリーが[[フリーダムガンダム#ストライクフリーダムガンダム|ストライクフリーダム]]と[[ジャスティスガンダム#インフィニットジャスティスガンダム|インフィニットジャスティス]]、オーブが[[アカツキ (ガンダムシリーズ)|アカツキ]]を開発する。
 
中にはデュートリオンビームとのハイブリッドの機体も存在する(新型動力とも称される)が、核動力で事足りることが多く、劇中で新型動力の機体が充電されたことはない。(デスティニーがエネルギーの使い過ぎで核動力の発電が間に合わず、ミネルバに帰還して補給を受けたことがある)
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劇中で確認する限り、当初システムを積んでいるのは、戦艦[[ミネルバ (ガンダムシリーズ)|ミネルバ]]及びセカンドステージシリーズモビルスーツのみであるが、のちに核エンジンとの複合型動力機関(ハイパーデュートリオン、OS名Gunnery United Nuclear-Dueterion Advanced Maneuver System。機体内のみで核エンジンのエネルギーを用いてデュートリオンビームを生成、発生したエネルギーで相互補完していると一般には見られているが、プロヴィデンスザクは通常のデュートリオンと同じく外部からデュートリオンビームを受信する頭部のシステムをもっており定かではない)を搭載した[[デスティニーガンダム|デスティニー]]や[[プロヴィデンスガンダム#レジェンドガンダム|レジェンド]]が開発されている。さらに『SEED DESTINY』の特殊設定担当によればクライン派のファクトリーによって開発された[[フリーダムガンダム#ストライクフリーダムガンダム|ストライクフリーダム]]と[[ジャスティスガンダム#インフィニットジャスティスガンダム|インフィニットジャスティス]]にもハイパーデュートリオンが搭載されているとなっているが、これら2機、少なくともストライクフリーダムは以前のOS(Generation Unsubdued Nuclear Drive Assault Module Complex)のままであり、デスティニーに搭載されているOSがなぜ新規に製作されたのかは不明である(これは、インパルスやデスティニーらでは新規の機関であるデュートリオンの追加や動力機関を持たなかった機体に核動力を追加したことでOSを新規開発したが、ストライクフリーダムらはそれらのデータを盗用したことや元々核動力を持っていたことにより、新規にOSを作らずともヴァージョンアップにより対応できたと取ることもできる。他にも、[[ミーティア (ガンダムシリーズ)|ミーティア]]を最大限に運用するために従来のマルチロックオンシステムに対応していなければならなかったという可能性もある。また、技術的には同じものでも、製作元がザフト開発局とターミナルの工廠ファクトリーで違うことから単純に発生しているとも取れる)。
 
キラはプログラマーとしてソフトウェア開発に長けていたので、キラがストライクフリーダムを受領した後でストライクフリーダムとインフィニットジャスティスのOSを書き換えることも可能である、ただしストライクのOSは起動画面が地球軍の紋章のまま、フリーダムの起動画面がザフトの紋章のまま、ストライクフリーダムも起動画面がザフトの紋章のままなので、起動画面はいじっていないようである(第39話「天空のキラ」では、エターナルに到着後にストライクフリーダムを受領してすぐに自分用にOSを書き換えて発進してエターナルを守った)。
 
[[ドムトルーパー]]も最終調整が終わっていなかったのが、キラがエターナルに合流したらあっという間に最終調整が終わって、すぐに降下作戦でオーブ防衛に参戦している。インフィニットジャスティスも[[ラクス・クライン|ラクス]]が操縦してアークエンジェルに合流できたり、怪我をして回復中の[[アスラン・ザラ|アスラン]]がすぐに操縦できるような調整をされていた。