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イギリスのギタリスト、シンガーソングライター (1950-)
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2005年10月31日 (月) 20:12時点における版

スティーヴ・ハケット(Steve Hackett 本名:Stephen Richard Hackett 1950年2月12日 -)は、イギリスロンドン出身のギタリスト


1970年、クワイエット・ワールド(Quiet World)でデビュー。その直後、アンソニー・フィリップスに替わってジェネシスに加入。同バンドのサード・アルバム(Nursery Cryme「怪奇骨董音楽箱」1971年)から1977年のライヴ・アルバム(Seconds Out「幻惑のスーパー・ライヴ」)まで参加し、以降は主にソロ・アーティストとして活動している。ソロ活動では弟のジョン・ハケット(フルート奏者)との共演も多い。

その他の活動として、1986年にスティーヴ・ハウと結成したGTRや、1990年代中庸にジョン・ウェットンイアン・マクドナルドらと組み、ジェネシス、キング・クリムゾンの音楽を再現したライヴ・ツアーが知られている。


アグレッシヴでトリッキー、サステインを効かせた、俗に言う「泣き」のフレージングなどが、プレイの特徴としてよく挙げられる。また、トレモロ奏法なども駆使した本格的なクラシック・ギター演奏も、彼の音楽の大きな部分を占める。そしてあまり披露しないがブルースにも造詣が深く、ブルースハープも得意としている。

そしてタッピング奏法の発明者とも言われている。ジェネシスに初参加したアルバム中の数曲で既に右手(彼の場合、正確にはピック)でギターのフレットを叩き、高速アルペジオを演奏している。これは一般的にオリジネーターとされているエドワード・ヴァン・ヘイレンが現れるよりもずっと前に記録された音である。