「スバル・EJ20」の版間の差分

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===水冷インタークーラー仕様===
*220馬力仕様(レガシィセダンBC5)
: セダン最高グレード「RS」および「RS-R」用エンジン。高出力化の為、内点支持型[[ロッカーアーム]]駆動DOHC16バルブ、水冷式オイルクーラー、1気筒1コイルのダイレクトイグニッション、電子制御マルチポイントインジェクションなど、スバルの新時代のエンジンとして誕生し発表当時はクラス最強出力を誇った。最高回転数は7,500rpmで、重量1,290kgのレガシィを240km/h付近まで加速させる実力を誇り、FIA公式連続10万キロ走行記録をすべて塗り替えたプロトタイプレガシィに積まれていたユニットでもある。NA仕様と違い、エンジンブロックが強度の高い専用品(クローズドデッキ)を使用。EJ20の基本的な性格に加え、ターボ過給による4000回転付近から実馬力以上と感じる痛快な加速をするが、一般的に考えればかなりピーキーで扱いづらい面も見せるため、後のBC5-Cタイプよりコンピューターを8ビットから16ビットにし、カムプロフィールを変更、制御の強化と低回転域のトルクの増大を図る改良を施した。
 
*220馬力STI仕様 (レガシィセダンBC5)
: 1989/12/1に発表された、競技使用を主眼に置いた専用グレード、RS-RA(及び、後に登場する快適装備を追加したRS-R)RAに搭載。初期は受注生産200台の限定モデルとしてだったがCB以降で若干の仕様変更を行い、準よりカタログモデルとしてなり、BC型が生産完了するまで注文を受けていた。当時10万キロ速度記録挑戦車と同様グルエンジンファインチュプAラリーで使ニングが行われることを念頭においており(RAのAグループArecord attemptA)略)、STIによるハンドクラフト、吸気ポート内鏡面研磨、排気側ポート修正、各回転部分の完全バランス取り、ヘッド、マグネシウム製のゴールド塗装ヘッドカバーとI/Cケース、鍛造ピストン等各種専用品を多数組み込む。出力は標準220馬力仕様と変わらないが、モータースポーツ用にここまで特化した贅沢な仕様は、以後モデルに存在していない。グループA時代のWRCにスバルが初参戦した際、レガシィに搭載されたエンジンは、RS-RA用エンジンをグループA規則に適合させるため改変したものである。
 
*200馬力仕様(レガシィセダン/ワゴンBF5/BC5)
: 初期はセダン・ワゴン最高グレード「GT」専用エンジン。ワゴATとのマッチ用にグを考慮して(セダンGTはATのみ)、カム、タービン、ECUプログラムを変更、RS用に比べトルク重視型となっている。馬力低減と使われ方を考慮し、水冷式オイルクーラーは省かれている。後にセダンGT(AT専用グレード)にも搭載
 
===空冷インタークーラーシングルターボ仕様===
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