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[[Imageファイル:Statue of Kinoshita and Ueda.jpg|thumb|right|210px|[[木下郁]]・上田保先生像(大分県大分市) - 左が上田保]]
'''上田 保'''(うえだ たもつ、 [[1894年]]([[明治]]27年)[[8月25日]] - [[1980年]]([[昭和]]55年)[[6月6日]])は日本の元[[弁護士]]、[[政治家]]で三代目[[大分市長]](在任:[[1947年]](昭和22年)[[4月7日]] - [[1963年]](昭和38年)[[3月9日]])。大分市名誉市民でもある。
 
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上京の末27歳の時に[[弁護士]]試験に合格、その8年後の[[1929年]](昭和4年)には法律案内書「趣味の法律」を出版しベストセラーとなる。
 
その後[[1947年]](昭和22年)に大分市長に就任、[[第二次世界大戦]]の[[大分空襲]]で被災し復興が遅れていた大分市を[[#奇抜なアイデア|後述するアイデア]]などでわずか5年でほぼ復興させた。
 
また、上田自身が敬虔なカトリック信者であったため、[[キリシタン殉教記念公園]]を建立するなどキリシタン文化の発展に貢献している。
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== 奇抜なアイデア ==
彼は在任中奇抜で独創的なアイデアで大分市を復興させ「アイデア市長」の名で親しまれた。その主なものは以下の通りである。
* [[日豊本線]][[西大分駅]]付近から[[大分港]]へと至る臨港線を設置した。
* 臨港線の設置
* 大分市大道と南大分を結ぶ[[国道210号]][[大道トンネル]]建設した。
* [[大分鉄道管理局]](現[[九州旅客鉄道大分支社]])の誘致
* 大分市と[[鶴崎市]]、[[大分町]]、[[大南町]]、[[坂ノ市町]][[大在村等周辺町村]]との合併を行った。
* 当時作物を荒らしていた[[サル]]に餌付けを行い観光資源とする([[高崎山自然動物園]]として現在に至っている)
* 大分生態水族館マリーンパレス(現在の[[大分マリーンパレス水族館]]、愛称:うみたまご)を建設し、世界初の回遊式水槽設置し、餌付けショーを行う(これも見事に成功、日本国内で最も入場者数の多い水族館となる)
これらのアイデアは、今日の大分市の発展基盤を築いたものと言っても過言ではない。
 
== 関連項目 ==
* [[大分市]]
* [[高崎山自然動物園]]
* [[大分マリーンパレス水族館]]
; 歴代大分市長
* [[上田保]]:1947年(昭和22年) - 1963年(昭和38年)
* [[安東玉彦]]:1963年(昭和38年) - 1975年(昭和50年)
* [[佐藤益美]]:1975年(昭和50年) - 1991年(平成3年)
* [[木下敬之助]]:1991年(平成3年) - 2003年(平成15年)
* [[釘宮磐]]:2003年(平成15年) -
 
== 外部リンク ==
* [http://www.nan-nan.jp/library.html 「NAN-NAN」なんなん~大分合同新聞社×別府大学] - 中川郁二『ロマンを追って 元大分市長上田保物語』が掲載されている。
 
; 歴代{{Template:大分市長}}
{{Japan-politician-stub}}
 
{{DEFAULTSORT:うえた たもつ}}
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[[Category:1894年生]]
[[Category:1980年没]]
{{Japan-politician-stub}}