「愛知万博の入場者数問題」の版間の差分

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[[2005年]][[3月18日]]から[[3月20日]]に行われた関連企業・報道関係者、地元住民を対象に行われた内覧会では3日間で入場者数114,300人にのぼり、開幕前から問題視されていた交通アクセス面・食事施設面・パビリオン設備、観覧面の問題が表面化した。
 
[[食中毒]]や[[テロリズム|テロ]]の防止を考え、学校の遠足など一部の場合を除いて弁当と[[ペットボトル]]に入った飲み物(水筒・紙パックの飲み物は持ち込み可能)の持ち込みは禁止されており、空港での飛行機の搭乗時並みに、入場する際に係員によってバッグの中身を検査したり、金属探知機によるセキュリティチェックも行われ、それらを所持していると係員によって没収される為、厳しい非難を浴びた。このため、[[3月30日]]に[[小泉純一郎|小泉首相]]は[[経済産業省|経産省]]と協会に対して、持ち込み規制の見直しを指示し、2005年[[4月1日]]より自家製調理弁当のみ持ち込みは許可となった。([[#飲食について|飲食について]]の項も参照)2005年[[6月18日]]よりペットボトルに入った飲み物は、ゲート前で無料配布されている紙カップに移し変える事で、持ち込むことができるようになった。
 
開催後3日間の入場者数は145,700人と交通渋滞などのトラブルはなかったものの、予想の45万人の3割以下の入場者数となり、万博の出足の鈍さを表した。その原因は、混雑して人気パビリオンを観覧することが出来ないと考え、来場を控える前売り券購入者が多いことだと、博覧会協会は推測した。