「フレット」の版間の差分

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Dr jimmy (会話 | 投稿記録)
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== 現代 ==
フレットが常に十二平均律に固定されていることに憤慨したギタリスト、マーク・シュナイダーは純正律の作品を完全に演奏できる為にさまざまに弦毎のフレットの位置が点在するフレットボードを発案した。これで[[嬰ヘ|Fシャープ]]と[[変ト|Gフラット]]の弾き分けが出来るようになり、画期的な発明とされている。このフレットボードを用いて、[[ラリー・ポランスキー]]などの幾人かの作曲家が新作を発表した。
近年では日本のギターメーカーの[[フジゲン]]が独自の技術として開発した「サークル・フレッティング・システム」や、[[スウェーデン]]の「[http://www.truetemperament.com/site/index.php True Temperament]」社が開発した、全てのポジションに於いて理論上完璧なイントネーションを実現する、複雑に湾曲したフレットを使用する「True TemperamentFretting System」という技術を投入するなど、現代ではフレットに関して様々な工夫がなされている。
 
近年では日本のギターメーカーの[[フジゲン]]が独自の技術として開発した「サークル・フレッティング・システム」や、[[スウェーデン]]の「[http://www.truetemperament.com/site/index.php True Temperament]」社が開発した、全てのポジションに於いて理論上完璧なイントネーションを実現する、複雑に湾曲したフレットを使用する「True TemperamentFretting System」という技術を投入するなど、現代ではフレットに関して様々な工夫がなされている。
 
しかし一方では、独特のうねりのある音質や音楽的表現力、[[微分音]]を求めるために、フレットを省略するギタリストやベーシストも多く存在している。[[ジャコ・パストリアス]]等のようにフレットを抜く改造を施すプレイヤーもいるが、フランスのギターメーカー「Vigier(ヴィジェー)」から発売された「Surfletter」のように、元々フレットを装備しないギターやベースも存在する(さらに「Surfretter」はデルタ・メタルと呼ばれる特殊合金で指板を成型し、フレットレスでありながらフレット付きのギターと変わらない音質を得る工夫を施している)。
 
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