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'''カラカルパク人'''([[カラカルパク語]]:{{lang|kaa|Qaraqalpaq}})は、[[中央アジア]]の[[ウズベキスタン]]を中心に居住する[[テュルク]][[民族]]。民族名称の「カラカルパク」は、カラカルパク語で「黒い帽子」を意味するとされる。
 
[[ペルシア語|ペルシア系の言語]]を使ったのではないかと推察されている[[スキタイ]]人の末裔の要素を持つ、中央アジアの[[テュルク諸語|テュルク系言語]]を用いる[[遊牧民|遊牧集団]]由来の民族。特にその集団形成にあたり、[[キプチャク|キプチャク人]]、中でも特にロシア人に[[ペチェネグ人]]と呼ばれた集団と融合した要素が大きく、彼らの末裔の要素も多く持つ。人種的には、[[コーカソイド]]と[[モンゴロイド]]の混血で、モンゴロイドの特徴は、[[ウズベク人]]よりも強く、[[カザフ人]]よりも弱い。[[フェルガナ]]のカラカルパク人には、モンゴロイドの特徴が少ない。