「愛国無罪」の版間の差分

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'''愛国無罪'''(あいこくむざい、爱国无罪)は「国を愛することから行われる蛮行に罪はない」を意味する[[中国語]]の言葉。主として中国における反政府運動の際に用いられてきた言葉だが、[[2005年]][[4月]]に[[中華人民共和国]]で起きた[[反日デモ]]で大々的に掲げられて日本で注目された。
 
もともとは1936年の救国入獄運動(5月に[[宋慶齢]]らにより結成された全国各界救国联合会の幹部が、[[国民党]]に逮捕された事件。[[中華民国]]当時のこと)の際に用いられたスローガン「愛国無罪、救国入獄」が発祥とされる。[[五四運動]]や[[六四天安門事件|天安門事件]]などでこの言葉が使われたとされている。
 
[[2005年の中国における反日活動]]では「抗日有理、愛国無罪」とのスローガンが掲げられた。[[六四天安門事件|天安門事件]]以降[[反日教育]]が強化され、現在ではもっぱら反日デモにだけ通用するスローガンとも言われているが、一方で本質はやはり反政府運動であると指摘する声も強い。また、[[文化大革命]]時のスローガン「[[造反有理]]、[[革命無罪]]」との関連もあげられる。