「少年の魔法の角笛」の版間の差分
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== ドイツロマン主義における少年の魔法の角笛の評価 ==
『少年の魔法の角笛』以前に、ドイツには民衆詩についての全般的な論争があった。とくに[[ハイデルベルク]]の[[ロマン主義]]者とヨハン・ハインリヒ・フォスの間の論争が注目される。芸術性をもった民衆詩というものは可能かどうか、そのような詩の純粋な模範というものは提示しうるのかどうかが論争になった。『角笛』はこのような状況のなかに、芸術的な民衆詩を提示するものとして登場した。
編者2人の間にも争いがあった。ブレンターノは、アルニムが集めた詩を芸術的に書き直したことを非難した。ここには原詩の純粋さを保つべきであり、技巧を加えるべきではない
[[ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ|ゲーテ]]は第1巻に接し、好意的な批評を発表した。ゲーテがとくにほめたのは、詩集の素朴な側面であった。
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