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'''高野弥一郎'''(たかの  やいちろう、[[1902年]] - [[1992年]]7月)は、[[翻訳家]]。
 
[[新潟県]][[小千谷市]]片貝の農家に生まれ、小学校卒業後、鉄工所に勤める。英文学に志して上京し、銀座で新聞配達をしながら[[早稲田大学]]英文科に学ぶ。在学中に『[[サンデー毎日]]』の懸賞映画小説に応募し「夢と女」で当選、小説家を志す。[[1940年]]、'''喜多荘太'''の筆名で[[アンドレ・モーロワ]]「欧州大戦秘話」を『サンデー毎日』に連載し、『フランス敗れたり』として刊行すると、300版の大ベストセラーとなり、にわかなモーロワのブームが訪れた。[[1944年]]、郷里新潟県に疎開、高校教師をしながら、戦後も翻訳を続けた。
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* フランス戦線(アンドレ・モーロワ、大観堂書店、1941年)
* サフィラと奴隷娘([[ウィラ・キャザー]]、大観堂、1941年)
* [[マリー・アントネット]]伝([[ステファン・ツワイク]]、大観堂、1943年)
* バラの家 ジョン・ハリファックス物語(ダイナ・マリア・クレイク、大日本雄弁会講談社、1949年7月)
* 覆面の王子([[サ・ウォルター・スコット]]、ジープ社、1950年)