「太郎山 (栃木県)」の版間の差分

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'''太郎山'''(たろうさん)は、[[栃木県]][[日光市]]にあり、[[那須火山帯]]日光火山群に属する標高2,367.5mの[[火山]]。[[男体山]]の北西にあり、[[戦場ヶ原]]からは北東の方角にある。山頂まで[[針葉樹林]]に覆われているが、山頂の南側、標高2280m付近の、旧火口跡の凹地には、お花畑も見られる。[[日本三百名山]]のひとつ。
 
== 概要 ==
太郎山は[[那須火山帯]]日光火山群に属する標高2,367.5mの[[火山]]。[[男体山]]の北西、[[女峰山]]の西南西、[[戦場ヶ原]]の北東の方角にある独立峰である。
 
太郎山の山体は[[成層火山]]、頂上部は[[溶岩ドーム]]と考えられている。いずれも第四紀火山である。
 
山麓部には[[ミズナラ]]、[[ブナ]]、[[カンバ]]などの[[広葉樹]]が繁茂しているが、山腹より頂上部にかけては主に[[コメツガ]]の[[針葉樹林]]となっており、ほかに[[シラビソ]]、[[オオシラビソ]]などの[[針葉樹]]が交じっている<ref>[http://mori1.mine.utsunomiya-u.ac.jp/sinrin/ensyuurin/ensyu2.htm 国立大学法人宇都宮大学附属日光演習林の概要]</ref>。山頂の南側、標高2280m付近の旧火口跡の凹地はかつて[[湿地]]であった[[草原]]があり、花畑という地名が付されている。
 
太郎山の志津峠からの登山道には[[日光表連山#日光三嶮|日光三嶮]]のひとつに数えられている『新薙』(太郎山の山肌にある薙、ガレ場の名称)がある。この新薙では、薙の脇の岩登り(下り)と、山頂近くから山麓に向け崩落している薙(ガレ場)を渡る。新薙は[[男体山]]から北側に下りた志津峠と太郎山花畑の間の登山道に在る。太郎山登山道はこのほか山王峠の山王帽子山登山口から[[山王帽子山]]を経て小太郎山、太郎山と至るコースと、[[光徳温泉]]からハガタテを経て小太郎山、太郎山と登るコースがある。
 
== 山名 ==
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==付近の山==
* [[男体山]]
* [[大真名子山]]
* [[小真名子山]]
* [[帝釈王帽子 (日光連山)|帝釈山]]
* [[女峰山]]
* [[山王帽子山]]
* [[於呂倶羅岳]]
 
== 関連画像 ==
<gallery>
File:Mount Taro.jpg|<small>晩秋の[[戦場ヶ原]]から越しに臨む太郎山。
</gallery>
 
==関連項目 参考資料 ==
<references/>
[[太郎山]](曖昧さ回避ページ)
 
== 関連項目 ==
* [[日光連山]]
* [[日光表連山]]
* [[奥日光]]
 
{{日本三百名山}}