「給水車」の版間の差分

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[[imageFile:Chuetsu earthquake-jieitai2.jpg|200pxthumb|災害派遣に移動する給水車である]]
'''給水車'''(きゅうすいしゃ)[[飲料水]]を主とする[[生活用水]]など[[水]]の[[供給]][[目的]]とした[[自動車]]のことを指すである。
 
 
==概要==
[[画像File:Kyusuisha.jpg|thumb|200px|right|給水車]]
水は[[ヒト]]を含む生物の生存には欠かせない基本的な物資であるが、今日では[[上水道]]の形で各種施設や各家庭などに供給されており、この[[パイプ]]による供給(→[[ライフライン]])では、パイプの破損などといったトラブルにより供給が滞る場合があり、これを緊急的に補助するのが給水車である。またこういった生活インフラの無い地域では、[[旱魃]]や[[水害]](水源に周囲から汚水が流入し汚染されるため飲料水に使えなくなる)など自然災害で地域に生活する人々の[[水源]]([[井戸]]・[[河川]]・[[泉]]など)が利用できなくなった場合に、その生活を守るために利用される。
 
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==構造==
[[画像File:Type73-mizutank.jpg|thumb|200px|側面に給水用蛇口を備える[[3トン半水タンク車]]]]
前述したとおり、自動車としての機能に、水を蓄えるタンク、給水するための機能としてのポンプと蛇口を備えるわけだが、バルブをひねった途端に滝のように水が噴出するようでは、被災者など利用者が持ち寄った[[容器]]に水を分配する用途に向かず、逆に蓄えられた水が減ってきた段階で水の出が悪くなると利用し辛い。このため、送水圧を一定にするための機構を備える。また、給水車自身に水を注入する際には、タンク上部から一気に注入するようになっており、このための上部注入口への作業者アクセスのために梯子とステップも設けられている。