「華厳宗」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
35行目:
華厳宗では[[賢首大師法蔵]]が[[華厳五教章]]のなかで[[五教十宗判]]の教相判釈を行い、華厳経および華厳宗を最高の教え([[別教一乗]])と位置づけ、そもそも仏が悟った一乗真実は、理として頭で解する必要はなく、ただ肉体で体験すべきものだと考える。よって天台宗は、華厳宗やその影響の下に成立した禅宗の立場からは、心身不可分ということが不徹底な、学問仏教であるという批判がなされる。
 
一方天台宗側からは、この華厳宗の立場は、学問的に理解するという方便がないと凡夫には入門・実行しがたく、その意味で華厳宗は現実と遊離しがちな理想論で凡夫に向いていないという反論がなりたつ。
 
== 参考文献 ==