削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
1行目:
{{Otheruses|音楽の'''調'''|[[律令制]]での[[租税]]の一つである'''調'''|租庸調}}
[[旋律|メロディー]]や[[和音]]が、[[中心音]] ''tonal centre'' と関連付けられつつ構成されているとき、その[[音楽]]は'''調性''' ''tonality'' があるという。伝統的な西洋音楽において、調性のある[[音組織]]を'''調'''('''ちょう'''、''key'')と呼ぶ
伝統的な西洋音楽において、調性のある[[音組織]]を'''調'''('''ちょう'''、''key'')と呼ぶ。
 
狭義には、伝統的な西洋音楽において、[[全音階]] ''diatonic scale'' の音から構成される'''長調''' ''major key'' と'''短調''' ''minor key'' の2つの調が知られ、それぞれ全音階のドの音とラの音が中心音である(長調と短調の場合には、中心音を[[主音]] ''tonic'' と呼ぶすなわち、[[長音階]]を用いる調が長調であり、[[短音階]]を用いる調が短調である。
 
バロック以降の西洋音楽にあっては、調性を確立する(聞き手に調性を確実に把握させる)ために[[和声]] ''harmony'' が重要な働きをする。