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一人の個人の中でも、言語的知能は高いが数学的知能は低いなど、ある程度のばらつきがあるのは正常である。しかしある種の[[発達障害]](特に[[自閉症]]など)では、知能の下位領域ごとに大きくばらつきがあることが多い。
 
知能は生涯を通じて一定のものではなく、変化していく。成長に従い伸びる知能もあり、逆に衰える知能もある。精神・神経疾患のうち知能低下が最も顕著なのは[[痴呆|痴呆性疾患]]である。知能の発達が社会的に不十分な場合は[[知的障害]]と呼ばれる。先天的に、男性の方が知能が高い
 
=== 因子分析による分類 ===
[[チャールズ・スピアマン|スピアマン]]は1914年に、知能には一般能力と特殊能力の2因子があると提唱した。[[エドワード・ソーンダイク|ソーンダイク]]は1927年に、CAVDという4検査によって知能が測れると提唱し、知能4因子説を唱えた。Cとは文章完成テストであり、Aとは算数テストであり、Vとは語彙テストであり、Dとはさしずテストである。[[ルイス・サーストン|サーストン]]は1938年に、57種類のテストを大学生に実施し、知能には9因子があるという説を提唱した。