「バロック文学」の版間の差分

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バロック運動は[[16世紀]]末に出現し[[17世紀]]中葉頃に終結した。[[フランス]]においては、バロック文学は1580年の[[ピエール・ド・ロンサール]]の死から1643年の[[ルイ14世 (フランス王)|ルイ14世]]の治世の始まり(と[[古典主義]]の到来)ごろまでの時期に当たる。[[ドイツ]]では1600年から1720年までがバロック文学期とされる。
 
当初から[[対抗宗教改革]]と結び付いたものであったが、バロック文学運動は(特にフランスにおいては)より広い範囲に影響を及ぼした。一方では[[テオドール・アグリッパ・ドービニェ]]のような[[プロテスタント]]作家、他方では[[オノレ・デュルフェ]]や[[ピエール・コルネイユ]]のような[[カトリック]]作家がおり、また[[ジャン・ド・スポンド]]や[[テオフィル・ド・ヴィオー]]のような転向した作家もいた。[[スペイン]]では[[ペドロ・カルデロン・デ・ラ・バルカ]]や[[ロペ・デ・ベガ]]、ドイツでは[[アンドレアス・グリューフィウス]]や[[マルティン・オーピッツ]]、[[イタリア]]では[[ジャンバッティスタ・マリーノ]]([[マリニスモ]]に名を残す)らが代表的である。[[イギリス]]では、[[ウィリアム・シェイクスピア]]の作品の一部に主題と形式の双方でその影響が見出されうる。
 
バロック様式は当時は高く評価されていたが、再発見がなされたのは美術においては[[第二次世界大戦]]の終わりごろ、文学においては[[エウヘニオ・ドルス]]の『バロックについて』<ref>[[:fr:Eugenio d'Ors|E. d'Ors]], ''Du Baroque'', trad. d'Agathe Rouardt-Valéry, Paris, Gallimard, 1935.</ref>が刊行された1930年代になってからであり、それからは1950年代の[[ジャン・ルーセ]]のもの<ref>Jean Rousset, ''La Littérature de l'âge baroque en France, Circé et le paon'', librairie José Corti, Paris 1953</ref>など多くの文学史家の仕事が出現した<ref>マルセル・レイモン、ピエール・ケーラー、[[アンドレ・シャステル]]など。</ref>。
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