「松井孝典」の版間の差分
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「[[ババア発言]]（[[文明]]がもたらした最も悪しき有害なものは[[おばあさん|ババア]]）」について[[石原慎太郎]]は、松井の「[[おばあさん仮説]]」が出所と主張しているが、松井は「石原氏の発言を見ると、私の言っていることとまったく逆のことだからね。私はこういう言い方はどこでもしたことはないし、おばあさん仮説という理論を私はいろんなところで話しているから、それを見てもらえば分かるでしょう」<ref>月刊『自然と人間』 2003年2月号</ref>と述べている。松井の理論は、ヒトの女性が生物としては例外的に生殖可能年齢を超えて生存することで「おばあさん」が集団の記憶装置としての役割を果たし、そのことで文明の誕生が可能になった、さらに結果としてヒトの文明が地球環境を蝕む結果をももたらしているというもので、「おばあさん」の存在が地球環境を蝕んだことを論じている。{{要出典範囲|ただし、「仮説」の真意は人類文明の発展は「おばあさん」によって可能になり、その文明が地球環境を蝕んでいるという逆説的現実を表現したものとも解されている|date=2009年11月}}。
{{要出典範囲|松井の主張が「おばあさんが人類の発展と文明を生み、自然破壊につながった」とするなら石原の主張は「人類の発展と文明が自然を破壊しており、そのひとつとして「おばあさん」を生み出している」という主客が転倒したものである|date=2009年11月}}。また、この発言に対して損害賠償を求めた裁判の判決の中でも東京裁判所は、発言が松井の説ではなく石原個人の見解であると認めた{{要出典|date=2008年6月}}が、判決後もなお石原は松井の説を紹介しただけと主張している。
=== 科学技術について ===
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