「フェンダー・プレシジョンベース」の版間の差分

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== 概要 ==
[[画像:Fender Precision Bass.jpg|thumb|250px|Fender Precision Bass]]
[[1951年]]11月(10月説も有り)に発売開始。知名度および商業的に成功を収めた世界最初の量産型エレクトリックベースである。これより以前、[[1930年代|1930]]から[[1940年代|40年代]]にも、数社から同じくソリッドボディのエレクトリックベースは発表され、実際ミュージシャンに使われた記録も残っているが{{要出典|date=2008年4月}}普及までには至らなかった。
 
当初のモデルは実質上、[[フェンダー・テレキャスター|テレキャスター]]のベース版であり、コンター加工されていないアッシュ製ボディ、メイプル・ワンピース・ネック、テレキャスターと同様のヘッド・デザイン、1つのコマに2本ずつ弦を乗せるブリッジサドル、[[ピックアップ (楽器)|シングルコイル・ピックアップ]]を1つ搭載というシンプルなスペックであった。
それまでの[[コントラバス]](ウッドベース)に比べ、コンパクトで扱いやすく、[[アンプ (楽器用)|アンプリファイア]]により大音量も出せるため好評を博した。
 
また、大きな特徴の一つとして、ネックに[[フレット]]が打たれたことが挙げられるが、これによって容易に正確な音程を出すことが出来るようになり、「プレシジョン(正確な)」という名前の由来にもなった。そもそも40年代に少数存在したエレクトリック・ベースはウッドベースを元に作られたフレットレスが大半であり{{要出典|date=2008年4月}}、フレットを打ったプレシジョンベースは当時、非常に革新的なものだった。
 
いくつかの細かな仕様変更はあったものの、基本的に上記のスペックで[[1957年]]初期まで生産されたものを、「オリジナル・プレシジョン・ベース」と呼び、それ以降のモデルとは区別されている。
 
[[1957年]]中期以降のプレシジョンベースは、デザインと開発助手に、フレディ・タバレスとフォレスト・ホワイトが迎え入れられ{{要出典|date=2008年4月}}、当時としては革命的だったスプリットコイル・ピックアップ、[[フェンダー・ストラトキャスター|ストラトキャスター]]に近いヘッドデザイン、[[オクターヴ]]調整と弦高調節がしやすくなった4コマのブリッジサドルなど、よりリファインされたモデルとなった。以降、基本的なスペックは安定し、同社の[[フェンダー・ジャズベース|ジャズベース]]と共に、エレクトリックベースのスタンダードとして現在でも多くのプレイヤーに使用され続けている。
 
== 名称 ==