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Kiku-zou (会話 | 投稿記録)
m 「フラッグ・キャリア」復帰など
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[[Imageファイル:Festival4.jpg|thumb|180px|法被]]
[[Fileファイル:BeatlesJALlarge.jpg|180px|thumb|来日時に[[日本航空インターナショナル|日本航空]]特製の法被を着たビートルズ]]
'''法被'''(はっぴ)とは、[[日本]]の伝統衣装で、[[祭]]などの際に着用し、また、[[職人]]などが着用する印[[半纏]]のことである。'''半被'''とも表記する。
 
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一般に、腰丈または膝丈の[[羽織]]の形式で、[[襟]]の折返しも[[胸紐]]もなく、[[筒袖]]または[[広袖]]の単純な形をしているのが特徴である。
 
元々、[[武士]][[家紋]]を大きく染め抜いた法被を着用したのに始まり、それを職人や[[町火消]]なども着用するようになった。本来の法被は胸紐つきの単(ひとえ)であるのに対し、半纏は[[袷]](あわせ)であるが、[[江戸時代]]末期に区別がなくなった。襟から胸元にかけて縦に文字(襟文字)を入れることその人着用している者の所属や名、意思を表したりすること出来できる。「大工留吉」「め組小頭」「いらっしゃいませ」など。祭礼に用いる法被には、それぞれ所属や年齢などから「御祭禮」、「若睦」、「中若」、「小若」などの襟文字が入れられる。
 
[[消防団]]では現在も[[消防団員]]の制服であり、[[出初式]]の梯子乗りなどでも見かけられる([[総務省]][[消防庁]]の「消防団員服制基準」では「乙種衣」と呼称している)。これは戦前・戦中の[[消防組]]および[[警防団]]から続く伝統である。最近では、消防団やのみならず、[[日本プロ野球|プロ野球]]などのスポーツの応援や[[百貨店]]・[[デパート]]などのセール時に店員が着用する衣装などさまざまな用途に使われている。さらに日本の[[フラッグ・キャリア]]である[[日本航空インターナショナル|日本航空]]では、長年[[ファーストクラス]]の機内着として法被が採用されていた。
 
==名称由来==