「オリンピック級客船」の版間の差分

しかし[[1912年]][[4月15日]]、処女航海の途中であった[[タイタニック (客船)|タイタニック号]]は氷山と衝突し、沈没してしまった。このため、[[オリンピック (客船)|オリンピック号]]と[[ブリタニック (客船・2代)|ブリタニック号]]は大幅な改装を施され、特に建造途中であった[[ブリタニック (客船・2代)|ブリタニック号]]の工事の遅れにもつながった。[[ブリタニック (客船・2代)|ブリタニック号]]は[[1914年]]にようやく進水式を迎えるが、就航してすぐに[[第一次世界大戦]]の勃発に伴って[[病院船]]として徴用された。（この時[[オリンピック (客船)|オリンピック号]]も軍事輸送船として徴用された。）[[ブリタニック (客船・2代)|ブリタニック号]]は病院船として運航されていたが、[[1916年]]に触雷して沈没してしまった。一方[[オリンピック (客船)|オリンピック号]]は商船でありながら軍艦を体当たりで沈没させるなど武勇伝を残し、戦争終了後客船として復帰。24年におよぶ長い期間活躍を続け、晩年には「Old Reliable（頼もしいおばあちゃん）」という愛称で親しまれ、惜しまれながら[[1935年]]に引退した。