「フォード・コーティナ」の版間の差分

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=== Mk1(1962–1966年) ===
[[ブリティッシュ・モーター・コーポレーション]]が1959年に発売した[[Mini|ミニ]]の好評を目の当たりにした英国フォードは、複雑な設計ゆえに生産コストや販売価格がサイズに比べて割高なミニと対抗するには、より大きく、常識的な設計の小型車を低価格で売り出すべきだと考えた。そのために開発されたのが初代の「フォード・コンサル・コーティナ」で、[[1962年]]9月に発売された。コーティナはサイズ的には[[BMC・"ファリーナ"・サルーン|モーリス・オックスフォード]]や[[:en:Vauxhall Victor|ボクスホール・ヴィクター]]に匹敵し、これらの需要層の取り込みも図っていた。発売されるとすぐにコンサル・コーティナはその割安な価格、特にワゴンモデルの積載能力の高さは評判を呼び、発売3ヶ月で6万台を販売するヒット作となった。 その後も順次バリエーションを拡張し、[[1963年]]1月には当初の1198ccの「スタンダード」・「デラックス」に加え1498cc57.5馬力の上級版「スーパー」、4月にはそのエンジンを75.5馬力にチューンした「GT」を追加した。また同年には[[ロータス (自動車)|ロータス]]製[[DOHC]]1558cc106馬力エンジンを搭載したホットモデル・[[:en:Lotus Cortina|ロータス・コーティナ]]も登場し、ロータス社工場で1966年までの3年間で約2800台が生産され、モータースポーツでも活躍した。<ref>ロータス・コーティナのリアサスペンションは当初コイルスプリングの専用設計であったが、耐久性に難があることが判明し、ノーマルと同じリーフのリジッドアクスルに戻された。</ref>
 
[[1964年]]9月にマイナーチェンジを受け、「フォード・コーティナ」に名称変更された。フロントグリルの意匠やダッシュボードが変わった他、「エアフロー・ベンチレーション」が採用されて、室内気排出用のグリルがCピラーに追加された。この方式は有効で、その後ほとんどの乗用車の設計に採用された。