「管理通貨制度」の版間の差分

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[[第二次世界大戦|第二次大戦]]後は[[国際通貨基金|IMF体制]]のもと、金と1[[オンス]]=35ドルの平価で交換可能な[[米ドル]]を[[基軸通貨]]とし、各国通貨は米ドルとの[[固定相場制]]を採用した([[ブレトン・ウッズ体制]])。この体制下でも加盟各国は国内においては管理通貨制度を取っており、通貨当局は為替介入と金融政策により対ドル固定相場を上下幅1%以内に維持しつづけた。この制度は「金ドル本位制」「金為替本位制」などといわれる。[[1971年]]、アメリカの財政赤字、経常赤字が増大してインフレが進行、アメリカはドルと金の兌換停止に踏み切り([[ニクソン・ショック]])、これをもって金と通貨の関係は完全に切り離され、国際的にも管理通貨制度へ移行した。
 
==文献情報==
*「自由銀行制度の再評価について」松岡和人(愛知教育大学研究報告2010.3)[http://repository.aichi-edu.ac.jp/dspace/bitstream/10424/2882/1/kenjin59101107.pdf]
 
== 関連項目 ==