「第2回NHK紅白歌合戦」の版間の差分

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*当時の番組風景を撮影した'''写真が現存する紅白はこの回が最古'''であり(第1回は全く現存していない)、以降の紅白はすべて写真が現存する。後年、白組司会を務めた[[藤倉修一]]の著書の中にもこの回の番組風景を撮影したスチールが掲載されている(紅組司会の[[丹下キヨ子]]と藤倉が番組進行を行っている最中の模様を撮影したもの)。
*正月の開催だったため、ステージ上方には「謹賀新年」のプレートが飾られている。映像と音声は現存しない。
*白組トリである[[藤山一郎]]は、この年開催される[[ヘルシンキオリンピック]]のテーマソング「オリンピックの歌」を歌った。
*出場予定の[[松島詩子]]を乗せた車がNHKに向かう途中[[東京都電車|都電]]と衝突する事故を起こし重傷を負った事で出場が不可能になり[[越路吹雪]]が代わりに出場した。当日越路は自宅で[[新年会]]の真っ最中で出場を依頼された時は泥酔状態だったが、時間が迫ると「じゃあ、行ってくるか」とNHKへ向かい本番では見事に歌い上げた。因みにこのときに越路が歌唱したとされる曲目はNHKの公式発表では「[[ビギン・ザ・ビギン]]」とされているが、他の資料によれば、本来、「[[お江戸日本橋]]」を松島に歌ってもらうことで、白組の[[鈴木正夫]]と「民謡調対決」を企画していたこととの兼ね合いもあり、後に[[田端義夫]]の手によって大ヒットすることになる奄美地方の愛唱歌、「[[島育ち]]」をビギン調にアレンジしたものを歌唱したのではないか、とする説もあり、正確には判然としていない。
*また、越路以外にも、この回の出場曲については、公式発表と他の一部資料で食い違いがあるケースが多数散見されている([[渡辺はま子]]は「[[火の鳥]]」ではなく前年に引き続き「[[桑港のチャイナ街]]」でトリを務めた、など)。