「イラクサ」の版間の差分

イラクサでないもの(セイヨウイラクサやミヤマイラクサ)をはっきり区別する。写真も日本のものに変更。
(イラクサでないもの(セイヨウイラクサやミヤマイラクサ)をはっきり区別する。写真も日本のものに変更。)
|名称 = イラクサ
|色 = lightgreen
|画像=[[画像File:Illustration Urtica dioica0thunbergiana02.jpg|230px]]
|画像キャプション = ''Urtica dioica''(ヨーロッパ産のイラクサ
|界 = [[植物界]] [[:w:Plantae|Plantae]]
|門 = [[被子植物門]] [[:w:Magnoliophyta|Magnoliophyta]]
|英名 =
}}
'''イラクサ'''(刺草・蕁麻、英名nettle)nettle、学名''Urtica thunbergiana'')とは、[[イラクサ科]][[イラクサ属]]の[[多年生植物]]の一種、または総称。
[[画像:ミヤマイラクサ(山菜).JPG|thumb|rihgt|225px|ミヤマイラクサ]]
'''イラクサ'''(刺草・蕁麻、英名nettle)とは、[[イラクサ科]][[イラクサ属]]の[[多年生植物]]の一種、または総称。
多年生植物で30~50cmの高さになり、茎は四角く、葉と茎に刺毛がある。6月から9月にかけて葉腋から円錐形に緑色の花をつける。
 
== 名前 ==
アイコ(アエコ)、イラナ(イラ)、アエダケ(アイダケ・エダケ)など、地域によって呼び名が変わる。イタイタグサともイラグサとも呼ばれる。
[[標準和名]]のイラクサは''Urtica thunbergiana''の[[標準和名]]であるが、ヨーロッパや北米の近縁種''U.[[セイヨウイラクサ]]({{snamei||Urtica dioica''}})(英名Stinging nettle)も「イラクサと訳されること多いが、日本に野生するイラクサとは別種である
 
なおまた、若芽が山菜として利用される[[ミヤマイラクサ]]も、時として「イラクサ」と称されることがあるが、ミヤマイラクサはムカゴイラクサ属(Laportea)であり、イラクサとは別属である。
 
日本でもイラクサの[[方言]]は多く、アイコ(アエコ)、イラナ(イラ)、アエダケ(アイダケ・エダケ)など、地域によって呼び名が変わる。イタイタグサともイラグサとも呼ばれる。
 
==特徴==
==利用==
薬用部分は全草。夏から秋にかけて全草を採り、日干しして乾燥させる。
近年では[[セイヨウイラクサ]]の葉を乾燥したものが「ネトル茶」などとして流通しており、「[[花粉症]]に悩む方の体質改善に」などと謳われることが多い。
 
ヨーロッパのdioica種セイヨウイラクサは料理・薬用[[ハーブ]]や[[コンパニオンプランツ]]として用いられている。ロシアではスープの具としても用いられる。
日本国内で見られるイラクサ(ミヤマイラクサ(ムカゴイラクサ属))は若芽を[[山菜]]として食用とするが、刺激性はかなり強い。
ヨーロッパのdioica種は料理・薬用[[ハーブ]]や[[コンパニオンプランツ]]として用いられている。ロシアではスープの具としても用いられる。
 
皮からは、滑らかで白い色合いを持った繊維が取れる。[[アイヌ民族]]は、イラクサの繊維から織った布や着物をレタルペ(白いもの)と呼んで珍重していた。
 
==その他==
[[セイヨウイラクサ]]は、[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]「[[野の白鳥]]」(グリム童話「六羽の白鳥」と似た話)に呪いを解く鍵として出て来る。
 
==関連項目==