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[[Image:Nebensonne.jpg|right|250px|thumb|'''幻日''' 左側の光が太陽。中央の樹木の右上に小さく虹色に見えるのが幻日]]
[[Image:Fargo Sundogs 2 18 09.jpg|thumb|250px|[[ファーゴ (ノースダコタ州)|アメリカ合衆国ノースダコタ州ファーゴ]]で観察された'''幻日''']]
 
'''幻日''' (げんじつ) とは、[[太陽]]と同じ高度の太陽から離れた位置に光が見える[[大気光学現象]]のことである。
[[月]]に対して同じような光が見える場合もありこれは'''幻月''' (げんげつ) と呼ばれる。
 
== 概要原理 ==
通常、幻日は太陽から約22度離れた太陽と同じ[[高度]]の位置に見える。
[[雲]]の中に六角板状の[[氷晶]]があり、[[風]]が弱い場合、これらの氷晶は落下の際の[[空気]][[抗力|抵抗]]のため[[地]]面に対してほぼ[[水平]]に浮かぶ。
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太陽高度が高い場合には幻日は内暈の外側に分離して見える。
 
高い[[山]]や[[飛行機]]から見える[[映日]]に対しても幻日が見えることもある ([[映幻日]] (えいげんじつ) と呼ぶ)
これは映日の光がさらに氷晶で屈折されたものではなく、氷晶の1つの側面から太陽光が入射して氷晶の底面で[[反射]]された後、1つ側面を挟んだ別の側面から出てきた光が見えているものである。