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超プロ住民 (会話 | 投稿記録)
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=== 神道・古神道 ===
[[古神道]]である[[神籬]](ひもろぎ)や[[磐座]](いわくら)信仰は、神の[[依り代]]であるとともに、その[[鎮守の森]]や森林や山や海や川や岩や木などは、[[禁足地]]である場所も多く、[[神域]]や[[常世]]と[[現世]]の端境を示し、結界としての役割も果たしている。神籬の「籬」は、垣の意味であり、磐座は磐境ともいい境を意味する。この考え方が積極的に用いられ、古来より郊外の[[集落]]の境や[[辻 (道路)|辻]]などに配置された[[道祖神]]、[[庚申塔]]、[[祠]]などの石仏は、災厄を集落に入れないようにするための、結界の役割をしていたともいわれる。
 
[[神道]]においても、結界は神社などでも用いられ、たとえば境界線を示すために、[[神社]]・[[寺院]]などの境内や建築物では意図的に段差を設けたり、[[扉]]や[[柵]]、[[鳥居]]や[[注連縄]]などを用いる。一般の家庭などでも、注連縄飾りや節分の鰯の干物なども結界である。