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[[File:Kyrgyzstan Osh with Suleiman Hill.jpg|thumb|200px|スレイマン山とオシ]]
'''オシ'''または'''オシュ'''[http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-14722220100408]([[キルギス語]]:{{lang|ky|Ош}}, [[ラテン文字]][[転写 (言語学)|転写]]:Osh)は、[[キルギス]]の都市。同国南部の[[フェルガナ盆地]]に位置する国内第二の都市で、しばしば「南部の首都」と形容される。市街には3,000年の歴史があり、1990年にキルギス人とウズベク人の対立によって生じたオシ暴動の現場でもある。
== 概要 ==
 
オシは1939年から[[オシ州]]の州都になっている。2003年時点の人口は22万人で、キルギス人、ウズベク人、ロシア人、タジク人、その他少数民族から成る。
 
市街地には[[中央アジア]]最大の青空市場があり、活気がある。オシの産業基盤は[[ソビエト連邦]]時代に構築され、ソ連崩壊と共にその大部分を失ったが近年徐々に回復しつつある。[[ウズベキスタン]]との国境が目と鼻の先にあるが、この国境は旧ソ連時代に地域圏に無理やり引かれたもので、オシの貿易と経済発展に暗い影を落としている。首都の[[ビシュケク]]との間では航空機が毎日運航され、山岳地帯を通る長く険しい道路も近年改良され交通網が大幅に改善している。
 
オシには現存する数少ない[[ウラジーミル・レーニン|レーニン]]像やキルギス南部の人々の間で「女王」と呼ばれ親しまれている女性政治家、クルマンジャン・ダトカなど、いくつかのモニュメントがある。様々な人種が暮らしているだけあって宗教も様々で、バザールの横にあるキルギス最大のモスクや16世紀に建てられたラバト・アブドゥル・カーン・モスクなどイスラームの宗教施設だけでなくソ連崩壊後に再建された[[正教会]]の教会がある。また、オシにはキルギスで唯一[[世界遺産]]に指定登録されているスレイマン山があり、街並みのすぐそばに聳えるスレイマンは圧巻である。この山の洞穴にはこの地域の植物相・動物相を紹介したり考古学、地質学、歴史学的な出土品を所蔵する博物館がある。
 
== 歴史 ==