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こうした小さく安いロイト車は[[第二次世界大戦]]に破れ、疲弊の極にあった当時の西ドイツ社会にはマッチしており、かつロイト各車は前輪駆動方式の採用などにより比較的快適性・信頼性が高かったことから人気を博し、1950年代には[[フォルクスワーゲン]]・[[オペル]]に次ぐ西ドイツ国内第3位の販売実績を記録した。LP400は日本にも[[安全自動車]]が総代理店となって数台が輸入され、[[鈴木自動車]]が最初に開発した1955年の[[スズキ・スズライト|スズライト]]の設計に大きな影響を与えた。
 
その後1959年には水平対向4気筒の[[ロイ・アラベラ|アラベラ]]を発売、西ドイツ経済の安定を背景により上級クラスへの移行を目指したが、初期トラブルが多発したこともあって販売は軌道に乗らなかった。
 
[[ボルグワルド|ボルクヴァルト・グループ]]が1961年に経営破綻し、ロイトの名は姿を消したが、最後のモデル、[[ロイ・アラベラ|アラベラ]]のみは「ボルクヴァルト・アラベラ」の名で1963年まで生産が続行された。
 
主なロイト各車の生産台数は、300系が18,087台、400系109,878台、250系3,768台、600及びアレキサンダー系176,524台、アラベラ系47,549台である。