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単立であるというのは、あくまで法制度上の問題であって、単立だからといって必ずしも思想・信条的な面で独自性があるとは限らない。○○宗単立、○○派単立などというように、教義・儀礼は伝統宗派や教派に則っていることも珍しくない。人事を巡る争いから包括宗教法人を離脱し、単立となる例が多い。
こと神社界においては、一神社が神社本庁との被包括関係の解消(神社本庁を離脱する)を図る昨今の実情は、金銭面・神社運営費用の捻出の問題が大きくあるようである。これは神社本庁が伊勢神宮を本宗とするため20年に一度の伊勢式年遷宮の巨額の費用を奉賛金として全国傘下の神社に割り当てて強制的に課すため、氏子数の多い神社は人数に比例して目標として課せられた金額も桁違いに多い。伊勢神宮の式年遷宮の成功を第一に優先させられ、自社の社殿が老朽化しようが参道が傷もうが、少子高齢化・晩婚化・過疎化・住宅産業不況下等で祈願収入が低迷するも、改修には費用が回らない。そこで財政健全化のための神社運営上、新規収益事業:例えば神札御守をインターネット上で全国通信販売を行なおうとしても、境内遊休地に霊園施設と建設しようとしても、神社本庁の通達に添っていない事業の場合には新事業は異端とみなされ、停止・改善を求められる。勧告に従わない状態が長期化した場合には、神社本庁は、たとい社家:世襲宮司家であろうと代表役員すなわち宮司を一方的に解任・罷免出来る権限を持つ。ゆえに解任・罷免される前に神社側は神社本庁との被包括関係の解消手続きに入る。これが人事を巡る争いと曲解されていることが多い。
 
 
しかし、世間からは、単立化するとインチキと言われる事が多い。
 
== 著名な単立寺院 ==