「海流」の版間の差分

== 海流の種類 ==
=== 暖流と寒流 ===
海水の[[比熱容量]]は大気のそれに比べ非常に大きいため、暖流・寒流は沿岸の[[気候]]に与える影響が大きい。なおこの二つは実生活上よく使われるが科学的な厳密さを欠く分類法で、この言葉は[[海洋学]]上使われな、水温が何度以上から暖流と。むうような定義は存在ろ[[地理学]]的呼び名い。周辺海域の水温との比較によるものである{{要出典}}
 
* '''暖流'''(だんりゅう、warm current)とは、低緯度から高緯度へ向けて流れる海流のことをいう。海流図上では通常赤色の線で表される。多くの場合、周囲の大気を暖めて自身は冷やされる海流である。暖流沿岸では温暖で湿潤な気候が保たれる。これは、暖流が大気を暖めて[[水蒸気]]を供給するとともに、上昇気流が発生して[[雨]]が降りやすくなるためである。[[西ヨーロッパ]]は[[北大西洋海流]]の影響を受けており、同緯度の東ヨーロッパよりも温暖な気候である。ただし、論文を根拠とした議論によれば、「ヨーロッパが温暖な理由は湾流の影響だ」という説明は不十分である。北アメリカ東岸に比べてヨーロッパが温暖である原因は海流による熱輸送だけでなく大気側の要因も(海の風下であることおよび気圧の谷との位置関係)ある、という意味で“不十分”である。日本周辺には[[黒潮]](日本海流)と[[対馬海流]]がある。
* '''寒流'''(かんりゅう、cold current)は、高緯度から低緯度へ向けて流れる海流のことをいう。海流図上では通常青色の線で表される。周囲の大気を冷やして自身は暖められる海流である。水蒸気を発生させにくい寒流は沿岸を冷涼で乾燥した気候にする傾向がある。寒流の影響で[[熱帯]]地域に形成される[[砂漠]]が海岸砂漠である。[[ペルー海流]]により形成された[[チリ]]の[[アタカマ砂漠]]はその代表例である。日本周辺には[[リマン海流]]と[[親潮]]([[千島海流]])がある。海水は濁っていて、緑色を帯びている。[[漁業]]への影響も大きい。寒流は比較的水温が低いため栄養に富んでおり[[プランクトン]]が豊富である。ここに、魚類の多数生息する暖流が流れ込む海域は好漁場となる。(例:[[ノルウェー海]]、[[南アフリカ共和国|南アフリカ共和国沖]]、[[日本海]]、[[三陸沖]]、[[タスマン海]]、[[アルゼンチン]]東方沖など)
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